The Mist(2007)

異常な霧の影響と未知の生物が買い物に来ていたデヴィット親子達を襲うSFパニック映画「The Mist」

ほぼスーパー内での描写ばかりではあるものの、個性豊かなキャラクター達が次々と問題を起こしてくれるので、そこまで飽きる事なく最後まで視聴できた

まずこの映画は数々の足を引っ張るキャラクター達が登場するため、そういったキャラクター達にストレスを感じる人はまず見ないほうがいい

特に序盤だと有能そうな隣人の弁護士が話を全く聞かない存在な上に、なんなら数人と真っ先に霧の中に突っ込み帰らぬ人となったり、自らエサになりに行く青年や無駄に偉そうに煽る従業員、さらにラスボス的存在でもあるキリストの狂信者なんかはたった数日でスーパー内で派閥を形成しデヴィッド達を背信者扱いにするなど、色んな意味で見所がたくさんある

個人的にこの映画を楽しめた要素として、序盤のテンポの良さと常に争いがあったこと

まず序盤の霧が発生してから異常事態という認識に変わるまでのテンポがスムーズで、次々と慌しい異様な雰囲気がチラチラ描写されてまさしく異常事態の合図でもあるサイレンが鳴り響く辺りはこれからどうなるのかとてもワクワクした

さらに未知の生物との戦いもそうだけど、それ以上に人と人との争いの方がインパクトあってなんなら魔女狩りレベルに発展していく要素が色々狂っていて面白かった

後、この映画にはデヴィットの息子でもあるビリー(8歳)という男の子も常に一緒にいるけど、だいたいこの手の映画だと子供って真っ先に足手まといになったりするけど意外とおりこうさんだったのが少し意外だった

むしろこの映画ではキリスト狂信者の女性や最初から最後まで無能キャラだったエンジニア系の従業員でもあるジムの方が色んな意味で一番ヘイト買っていたかもしれない

とにかく、2時間近くあった映画だったけど結末含めて楽しめた映画だし、1年後くらいにニコニコ動画とかでコメント見ながらみたい映画かも



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?