希死念慮は希死念慮でしかないから寝ろ

キシネンリョ、が予測変換で全然出なくてめんどくさい。

それはさておきキシネンリョは鬱とか躁鬱とかまあそのあたりのメンタル界隈でよく「症状」として紹介されるもので、鬱になったら物事への興味が薄れます〜とか起き上がるのがしんどくなります〜みたいな立ち位置にある。

そのキシネンリョとのお付き合いも長くなってきて扱いも多少は心得てきたつもりではあったけれども、「とはいえなんかあるからキシネンリョが来るんでしょ、今日はどうして死にたくなっちゃったのかな〜よしよし」みたいな感じで自分ちゃんのご機嫌うかがいをよくしていた。

これで「会社に行きたくてね、全部めんどくさくてね、キシネンリョになっちゃったよ〜」とかなんとかなりそうなやつが自分ちゃんから出てきた時はもう自分ちゃんのわがまま通すの最優先で「よしじゃあ全部ぶん投げて今日は布団から一歩も出ません!おーけー!」などやってしまえばいいのだけれど、「わかんない、わかんないけどキシネンリョになっちゃったよ〜」というときに無理に頑張って理由探さなくてもいいよなぁという気がしてきた。

理由や要望さえ見つけてあげれば自分ちゃんを満たして少し落ち着かせて寝かしつけてキシネンリョも薄れるだろうと思っていたのだけれど、マジでどうにもならないキシネンリョもある。

完全に「症状」でしかなさそうなキシネンリョ。こいつをどうするかが今後のサバゲーで大切になってくる。

考えに考えた結果べつに理由もなければやりたいことも食べたいものも欲しいものもしたいことも無い、何も見たくない何も聞きたくない何も感じたくないと来てはもうお手上げだ。インフルみたいなもんだと思う。

とりあえず今この症状み強めのキシネンリョの扱いとして、「風呂入って食って寝ろ」というジブリのおじさんみたいな答えしか出せていない。それ以外どうしようもないのだ。だって何もしたくないのだから。何もしないをするしかない。とはいえ体が冷えるとどっか痛くなって神経に行ってややこしくなったり食べないと栄養が頭に回らなくてややこしくなったり寝ないとキシネンリョが爆発したり判断間違ったりするんで、風呂飯睡眠は必要不可欠なのだ。

そこにプラスαでお薬とかが入ってきたりはするんだろうけど、本気でキシネンリョはキシネンリョでしかないので「あー熱出たわー寝るか」くらいの雑さで行く時も必要なんだろうなと思う。

こういう時、大概私はビリーアイリッシュのなにかしら1曲だけは聴けるという不思議現象が起きるのだけれど、今は『Male fantasy』だけ聴ける。何度聞いても「hate you」という歌詞だけを耳が認識し、なんか滅茶苦茶憎んでるなこの曲とか思っていたのだけれど、どうもよく聴いたら男の幻想に軽くキレてるっぽい。そして滅茶苦茶憎んでるわけではなくて、好きなんだか嫌いなんだかわからんみたいなことを言っているっぽい。毎度ながら、激鬱キシネンリョ時の私のビリーの引きは凄いと思う。ていうかビリーサイドが凄いのだろう。英語も音楽もど素人の自分がなんとなく居心地が良くてなんとなく「まあそうよな」と思える歌詞の曲に本能的に引き合うのはパワーだと思う。

しょうもないキシネンリョと男の幻想なんて知るかよを手に、今日をおしまいにしようと思う。おやすみ世界。

おやすみ世界って毎日言うツイッタラーの女の子を囲ってるツイッタラーの男性ってそれこそ「Male fantasy」って感じよね。

お前が寝ろよ、世界。

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