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イナバ物置記録

昨日、男関係が大荒れし100人乗っても大丈夫!イナバ物置!状態になっている現状をどうにか時間をかけても変えていきたいというブログを書いた。私がこれからどう変わっていくのか、変わらないのか、自分の頭と気持ちの整理のためにも時々こうしてイナバ物置記録を取りたいと思っている。

というのも、こういった男性関係大荒れ話は単発だとぶっ飛んだネタにはなるが内容が深くなればなるほどモテマウントを取ってるみたいで人に相談できない。そもそも自分は人に相談するということが基本的に下手だと思っているので、余計言いにくい。かといって1人で抱えるにはそれはそれで重たい荷物なので、こうして誰かに読まれるとも読まれないともつかない場所に吐き出すことで「ねえ聞いてよ今さ〜」みたいなしんどさを消化しようとしている。

さてイナバ物置だが、昨日のブログを書いたのちすでに人員が2人増えた。なにしとんねん。もう嫌になってきたので人員を数えることをやめた。一人は友人の紹介だったので仕方ないと自分に言い訳しつつ、それでも友人を含めた遊び仲間程度の関係性にとどめて恋愛関係には発展させないよう注意しようと考えていた。その上紹介されている最中に私が病み始めて全く話さなくなってしまったのでこれは向こうから切られるパターンだろう、かえってよかったと思っていたのだが魔の「LINE交換」が発生してしまい、男女の当然のごとく二人でご飯でも、となってしまう。恋愛を前提とした現場で単純にご飯とお話だけする「ごは友」になるのはなかなか難しい。

ここにきてやっと気が付いたのだが、私はイナバ物置がやりたいのではなく、1人の恋人と多数の「ごは友」が欲しいだけなのだ。決して微妙な恋愛関係とセフレを量産したいわけではない。

ああまたやってしまったな、と思いつつ仕事に行き超働いてあんみつのことしか頭にない状態で帰ってきたら「今日何時に電話します?」みたいなLINEが男から来ていた。最早いつ電話の約束をした誰だかもわからない。多分アプリ関係だろう。そんなもの電話のドタキャンくらい相手も大して気にしない世界の出来事なのだから放っておけばいいものを、イナバを発揮して「じゃあ22時で〜」とか言ってしまったら秒でデートすることが決定していた。マジであんみつのことしか考えていなかった。恋愛は慎重に進めたい〜とかアプリで出会った人と電話するのは初めてだ〜とか言ってたので完全に油断してうんうん言ってたらいつの間にか会うことになっていた。適当は良くない。そして私は単純すぎる。男の言うことを鵜呑みにしてほいほい聞いていては気付いたら知らん男と会うことになる。アプリの男は基本的に嘘しかつかないと思っておいた方がいい。そして大概消耗して帰ってくる。私がただの性欲の鬼なら行ってやって帰って終わり!でいいのだが、私は心の繋がり飢餓のただのメンヘラなので行ってやって帰って終わり!とか行ってよくわからん空気になって終わり!とかになると死にたくなる。

なんで2人も増やしちゃったんだろう。減らしたい。助けてくれ。本当は恋人が1人できればいいんです。できなくてもこの際いいんです。アプリ関係はもう増えなくていいんです。過去の私、どんだけ種蒔いてきたんですか。

と、今は疲れてあんみつのことしか頭にないからこう思っているが、多分明日の朝起きたらさらにイナバを増やしているのだろう。1人でいる時間がいつの間にか休息ではなく息苦しい時間になってしまっている。息苦しくなるくらいなら退屈でもいい、相手がヤリモクでもいい、男と電話したり会ったりしている方が楽なのだ。

たった1人でいい。私が相手を好きで相手も私を好きで、寂しいときに寂しいと言えて会いたいときに会いたいと言える相手がいれば、一時的にこのイナバ物置はおさまるのだと思う。ただ一時的というだけで、寂しいときに言えない、会えない、など問題が発生した瞬間浮気、浮気どころではない。イナバ物置を発生させる自覚はある。

せめて1人の人を大切にできる落ち着きがほしい。

常に男と連絡がつかないと苦しくなるが常に連絡が取れる男など存在しないので数で対応することになってしまう。数がいれば1人くらい連絡つく人がいるし、1人くらいすぐ会える人がいる。

こんな壊れた私を見ている友人たちはもれなく、とりあえず男を途切れさせずにそのままカウンセリング行ってこいと言う。まあそうだろうな。

これを男好き、とか遊び人、とかで片付けられない自分がいる。遊び方が病的なのだ。辛いのに遊んでいる。だから男依存症とかヤリモク量産症候群とか、なにか病名をつけて治療対象にしてもらえるとかえって楽になるのかもしれない。

とにかく今のところは苦しい。寂しくて苦しいのとは別種の苦しさが珍しく来た。何もしたくない。基本ほとんどの男と会いたくない。ほっといてくれ。私は毛糸が買いたい。

大混乱だ。

そこで今はたと気付いた。「断ればいいじゃん」そうだ。断ればいいのだ。「仕事が入ったので会えません」それでフェードアウトするだけ。簡単なことだ。相手も慣れているだろう。なぜこんな簡単なことに気付かなかったのだろう。断る。電話を断る。会うのを断る。ヤリモクを断る。そんな簡単なこともいつの間にかできないほどに、私の頭は麻痺していたのだ。 

嫌なことは断ればいい。それでいい。疲れたら断ればいい。それでいい。まずはそこからなのだと思う。まずは気乗りしないデートを断る練習から私のイナバ脱出は始まる。

こうやってイナバ物置に関して負の感情がつのったとき、ふとバビさんが彼氏の家の前で全裸でインターホンを押した話を思い出してちょっと元気が出た。イナバ物置の先輩、カリスマとしてバビさんは一生好きだ。

イナバ物置第一回の課題は「気乗りしないデートを断る」。まずはそれの達成を目指して邁進する。

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