思い出

私には、2歳年上の(こうた)という 元カレがいました。私が、こうたと付き合った日は、2年前の10月13日でした。私は、告白されて付き合うことになりました。こうたとは、違う学校で、住んでるところも違いました。その頃、私は、あまりこうたに恋愛感情はなくただ付き合ってだけでした。こうたと、1日過ごす度に、それが当たり前のようになって、私は、こうたに恋愛感情を持つようになりました。メールでの告白だったので、あったことはなく、写真でのやり取りでした。ある日、こうたからのデートの誘いが来ました。始めて合う。と思い楽しみで仕方がなかった。

デートの日、初めてあったので、お互い恥ずかしがりあまり会話をしませんでした。でも、そばに居るだけで、だんだん慣れて、会話が広がりました。一緒に写真を撮ったり。手を繋いだり。プリクラ。変顔をし合ったり。してデートの日をすごしました。私は、今までにないほど、嬉しくて涙を流してしまい。顔を見せることが出来ませんでした。それを隣からこうたが抱きしめてくれました。デート終わり、サヨウナラをしました。その途端に寂しくなったり、また会えるよと、いいあったこともありました。それがきっかけとなり、もっとこうたの事に感情をもつようになりました。でも、それがこうたと、あったのが最後でした。

距離は離れてるけど、毎日連絡を取り合い、私が、寂しいと言った日には、こうたから電話が来て、慰めてくれたり。イライラしてる日には、こうたが、内容を確かめてくれたり。私のことを、大切にしてくれました。日が経つと、喧嘩や、距離を置くこと、が多くなりました。でも、こうたからごめんね、と言ってきたり。馬鹿な冗談を言って笑わせてくれたり。してくれました。そのおかげで、こうたと仲直りしたりしました。こうたといる日が楽しく、自慢するようになったりほかの友達に文句を言われても、私だけが、こうたのこと知ってるから。と言ったり。こうたのことを悪くいわれたら、イライラしたり、私には、こうたが当たり前だと。

日がたっての事、私は、ほかの男の人に気を持つようになりました。こうたからの大好きを言われても、あまり感情を持たなかった。こうたと付き合って10ヶ月後のことです。こうたは、元から嫉妬深く、誰と話してたの?誰のこと?とか聞いてきたので、私は、それを何度も聞かれ、イライラすることもありました。

もう、こうたに感情は、無くなり、冷めた、もう一緒にいても楽しくない。など下向きの考えをするようになりました。決心をして、こうたにもう一緒にいても楽しくない。と言い別れを告げました。それで、その時、初めてこうたは、涙を流しました。私はどうにもできなく、ただごめんね、だけでした。こうたは、私を止めてくれたり。私を戻そうと無理に頑張ったり、してくれました。でも、その時の私は、あまりこうたの気持ちを分かることが出来ませんでした。私は、こうたに嫌われようと、暴言を吐いたりしてしまったけど、こうたは、本気じゃないことを分かって、笑って受け止めてくれました。

数日後、私には新しい恋人ができました。こうたがその事を知ったのは、何日かたった日でした。こうたは、俺が幸せにするから、また振り向いてと言ってきたり、俺とずっと一緒に居るって約束してくれたよね?って言われて私は、今の彼氏のことが、好きでこうたをウザく思い、こうたから距離をわざと置くことを決めました。それでもこうたは、私に連絡してきたりして、あまりにもイライラしたので、高校の先生に相談しに向かいました。それから、こうたと連絡とることは無くなり、1年がたった日、こうたと友達だった、ゆうとと言う人から、初めて聞きました。こうたが、3ヶ月前に亡くなったと、嘘だと思い、私は、久しぶりに、こうたに連絡することにしました。1日待ちましたが、連絡は来ず、何日経っても来ませんでした。こうたが亡くなったのは交通事故だそう。その頃、昔貰った、ぬいぐるみのチャックを開けると、こうたからの手紙が入っていました。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ちなへ
今元気ですか?風邪ひいていませんか?泣いていませんか?俺は、お前と出会えて嬉しいです。ずっと大切に、したいです!俺は、ちなと結婚してやる!!!ちな大好きだよ!!!約束!
こうたより
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と、書かれていました。その友達から話を聞くと、(ちなと、こうたが付き合ってた頃こうたは、自慢話をしてきたって。毎日のように、俺の可愛い彼女だ!と2人で撮った写真を見せびらかしたり。結婚すると言ってきたり。)周りの男子が嫉妬してたらしい。私は、周りに人がいるにも関わらず泣いて、ごめんね、と叫ぶしかありませんでした。その時初めて知ったのです。私がこうたを1人にしてたと。こうたは、毎日私に、(ちなは、俺の彼女や!)と言ってきてくれたのにも、私は、あまり感情を持たなくて、そうなんだ。と心の中で思っていたり。こうたが私のことを大切にしてくれたのに、私はただこうたを利用してた。だけだって、自分を責めました。こうたは、ほんとうは辛かったんだと。

自分が辛いにも、関わらず。ずっとちなのことを心配してくれたと。初めてわかりました。
私は、後悔しました。ずっと泣きました。こうたと、ずっと今までいたら、こうたは、生きてたのかもしれない。でも、もうこうたは、居ないと思うと悲しくなりまた涙が出てきました。
今でも、こうたとの、写真は離すことはできません。
ここまでの話は、私が本当に、後悔した話です。

これだけならよくあるバカな後悔かもしれません。

でも、その後ある信じられないことが起きて、ほんとうに奇跡ってあるんだな、と思いました。

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