中庭トークについて

　こんにちは、れむーるです。私は2023年の10月から「中庭トーク」というPodcast番組をやっています。毎週金曜の夜8時配信で、「誰かに聞いてもらいたいような聞いてもらいたくないようなことを、中庭で話す感覚でお届けする」というのがテーマです。一つのエピソードは大体10分前後です。

　元々noteのアカウントを持っていたのでPodcastとも連動させていこうと思い、第5回くらいまではエピソードを文字起こしした文章をnoteに投稿していました。
　それができたのは、事前に書いた原稿を一言一句読み上げるスタイルで配信をしていたからです。でも録音したエピソードを聴いても「読んでる感」が拭えず、自分では面白いことを原稿に書いたつもりなのにあまり面白く感じられませんでした。私が面白いと思う他のPodcastは、落語でいうと「フラ」のような、ポッドキャスター自身の自然な面白さが出ているのに、なんで私はそれができないんだろう…と思っていました。
　ある時仕事が忙しくて原稿を準備する時間がなく、ネットで見つけた質問に答えるだけのエピソードを作ってみたら、何となくいつもより良い感じに思えました。それからは原稿をしっかり作ることはせず、テーマを箇条書きにしてそれを見ながら話すスタイルを取っています。そして原稿を作らなくなったことにより、ただでさえ疎かになっていたnoteの投稿は完全にストップしました。

　noteを再開する気になったのは、とあるポッドキャスターの方の「新しいことには積極的に挑戦して、いつでも変われる自分でいたい」というお話を聴いていいなと思ったのと、これまで38回配信してきて「このエピソードってちゃんと原稿を作って話したほうが絶対に面白いし伝わりやすいよな…」と思うことが時々あったからです。番組を聴いてもらえれば分かると思いますが、私はPodcastをやっているわりには饒舌ではないし、どちらかといえば話すことよりも書くことのほうが得意だし好きです。
　そこで、原稿を作ったほうがよいと思えるエピソードについてはnoteで原稿を書き、それをベースに録音し、配信と同時に原稿をnoteにアップするという試みを始めることにしました。Podcastでは原稿をそのまま読み上げるわけではないので、noteは配信エピソードのノベライズ版と捉えていただければと思います。
　配信よりも更新ペースはゆったりしていますが、更新の際にはPodcastでもお知らせしますので、配信とnoteのお好きなほう、またはどちらも楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。