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宗教と政治、支持と票

宗教と政治の関係性についてSNSで次々に情報が流れてくる。
なんとなく知識としては知っていた暗黙の了解が、それが今こんなに取り上げられ掘り下げられるとは思っていなかった。みんな、正義感まだ持ってたんだな。

旧統一教会が明らかに異質な団体であると言うことが分かればわかるほど、それに縋ってまで維持したいほど政権を握ることで得られる絶大なメリットがあるのだということになる。私が想像するより遥かに、大きな力を以て様々なことが容易に可能になるんだろう。
その大きな力を使って政権与党が成し遂げたいことが一体何なのか、何だったのか、もっと注視した方が良いんだろうなあ。

そして、多数の議員が団体のイベントに参加したりメッセージを送ったりと、政治家にとって自分の票となれば多少思想が意図しないものであっても団体に良い顔をするのだということも、少なからず衝撃があった。
私は2年ほど前、選択的夫婦別姓について色々と調べていた時、オンラインセミナーの中で自民党議員でも選択的夫婦別姓について賛同してくれている議員もいるというのを聞き、素直に、今後もしかしたら前向きに制度導入が進んでいくのかもしれないとワクワクしたものだった。
だが、こういったことも実はそうではなくて単に陳情アクションを行った団体を票として見ているから賛同しているような顔をしていただけなのかもしれないと思うと、本当に屈辱的な気持ちになる。
そして、こうして話を聞いてくれる(聞いてくれる、という視点が既におかしいのかもしれないが)相手を素直に信じる心を軽んじられているような気持ちになったし、もっと言えば人を信じることに怯えたり警戒をしなくてはならない世界で生きていきたくないし、こんなことでは生きていけないと思う。