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水みちをつくりながら思うこと

私たちが日常的に使っている力に、重力があります。上から下に物が落ちる。いたってシンプルですが、とてもありがたい力ですね。重力がなければ宇宙空間と同じでふわふわと漂い、位置が定まりません。上から下へ流れる、転がる、そういったことがないと流しそうめんも出来ないし、パチンコもできない(私、パチンコしませんけど)。意識していないだけで、すごい力が身近にあるんですね。

今日はここ数日の雨で、圃場に溜まった水が排水されるように水みちを造っておりました。すぐに乾く畑なら気にしないのですが、水が溜まったまま抜けないと次の作業がしづらく、これからの種まきシーズンに遅れをとってしまいます。そこでなるべく排水できるように溝を掘り、重力を使います。大掛かりな排水対策であれば重機の力もつかいます。略して重力(笑)。
どこへ向けて掘れば水が流れ、あまり体力も使わずに出来るかを見極め、自然の力を使います。というよりは、自らの力も重ね合わせて、自然の力を借りる。という考え方のほうが無理がないと思う今日この頃でした。


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