間違った市場ニーズがKindleにライトを搭載させてしまった。

残念ながら、今は
一番安いKindleにも
フロントライトが搭載されている。

本来、電子ペーパーは
紙の本の特性を追求したもの。
太陽光、室内照明で照らすもの。

“フロントライト方式は
直接目を照らさないから
目に優しいと説明がある”


スマホが普及した影響で
暗がりでも見えるのが
当たり前となった。
そもそも紙の本は発光しない。
紙の本なら、そんなものと
思えるけど、端末化すると
どうしてもスマホとの比較で
コントラストが低いとされてしまう。

“フロントライトをオフすれば
通常の反射型となる”


実際の見やすさは別にして
ライト搭載ということは
拡散層が必要になる。
スペックは下記の通り。
・Kindle LED 4個
・Kindle Paperwhite LED 5個
・Kindle Oasis LED 25個

ただ4個だろうと25個だろうと
画面全体を均一にムラなく
発光させるには、光拡散フィルム
の膜層が追加される。

防水性やベゼルレスだと
さらにパネルが増える。
画面保護フィルムを貼ったら
何層にもなる。

それを反射型として使用するなら
入ってきた光が複数の層を通過し
反射して二度通る。
紙の特性と かけ離れる。


Amazonレビューでは
フロントライトは
歓迎されているが、
1000人、10000人が
高評価でも僕は否定する。

もうKindleは買いません。

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