エッセイ No.22

 久しぶりにバッティングセンターに行き運動不足が極まっているという事実を再確認。確認したからと言って運動をしようと思うわけでもなき。そんなことも再確認した一日。

 最近漫画を読もうと思ってブックオフに入り浸ったり入り浸ってなかったり。迷惑な客ですね。読むなら買えよと僕も思いますよ。図書館にも漫画を入れてくれませんかね。とかいってないで買えって話ですね。。。

 ハイキューを読み直して3月のライオンとこの世界の片隅にを読んだ記憶があったりなかったり。漫画を読もうと思ったのも久しぶりなので王道?のジャンプ系を読んでいこうと思い中学生ぐらいの子たちに交じって読み直したりしてました。それぞれ適当に感想でも書いていきましょうかね

 ハイキューは漫画全般に見られるある種の矛盾を読んでて考えてましたね。とくにバトルものやスポーツものに多いと思いますが、数秒の動作の中にセリフや思いを実際にはあり得ないぐらい詰め込むあれです。絵柄が割と粗削りで疾走感を感じさせるような描き方なので余計そう思ったかもですね。詰め込み方も基本的に2つあるみたいで解説型とキャラに焦点を当てた型があるみたいですね。前者は監督や観客がコマに入り込んでくるもので後者はコート内の選手や試合の流れに合わせて展開されるタイプですかね。分けたからって何かが理解できたということでもないですが久しぶりに漫画を読むとそういう所に目がいくんだなーと。あとは作者は何というかバッと切り替わるようなシーンが得意なんですかね?というより動き回ってる試合の中で一瞬訪れる魅せるシーンがそうなりやすいからそういう印象を受けるんですかね。ちなみに僕はそういうの割と好きだったりしますね。

 残りの2つは3月のライオンを読んでたら片隅にも読みたくなったので呼んでましたね。3月のライオンは何故か羽海野チカ作品のことが昨日頭の中に浮かんだので必然のめぐりあわせというとこでしょうか。僕の浅い理解ではこの人は欠けている人間たちを出合わせたら何か起こるだろう、そんなことを考えながら描いてるんだろうなー、と。どこか陰のあるキャラをメインに置く、しかし作品の雰囲気はポカポカしてるというか暖かい感じがする。少女漫画的なキラキラ感を脱構築しているというか。その意味でも3月のライオンって全く将棋知らなくても読めるんですよね。将棋漫画というより人間ドラマが前に出てるというか。少しメタから見るとどうしても救われないキャラクターたちに対する作者からの励ましとして、柔らかく温かみのある目やあの独特な漫画表現になっているのではないのかなーとさえ思いますね。創るということ自体に含まれてしまう暴力をどう創る側が受け止めるのか。そんなことを意識しているのかなと思いながらペラペラと読んでたり読んでなかったり。この世界の片隅には戦時下日常系漫画という感じ?家族や共同体がテーマになっている作品を読みたくなって読んでましたね。基本的に頭の中は前2作品でパンク状態だったので目で追うって感じでしたね。。。最後の色がつくページいいですよね。映画もいつか見たいと思います。あれ?最後だけ雑??ふむむ

 

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