心に寄り添う言葉

4月も半分が終わり、桜も散ってしまいました...。

私はまだ新婚生活を送れておらず、書くことが特にないので、今回は思うことをツラツラと書いていきます。

私は別に言葉の研究や勉強をしているわけではないので、本当に個人の主観です。異論は認めます。笑

突然ですが、私は【頑張れ】があまり好きではありません。
これは、私自身がひねくれているからだとは思いますが、「言われなくても頑張ってるよ」と思ってしまいます。
大人になればなるほど、褒められることが減り、要求されることが増えました。
【頑張れ】は、私の中で要求に近いように感じます。
頑張ってる人に対して使う【頑張れ】は、追い打ちをかけてくるような、そんな感覚になるのです。
だから、【頑張ってるね、大丈夫だよ】って言ってもらいたい。
人の心に寄り添う言葉選びってそういうことなんじゃないかなぁ、と。

シンプルだけど、肯定されることで、少し救われた気持ちになるから。

そんな中で、ふと思い出した歌詞が秀逸だなぁと思いました。

辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ
僕たちは強がって笑う弱虫だ
淋しいのに平気な振りをしているのは
崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ
僕だけじゃないはずざ
行き場のないこの気持ちを
居場所のないこの孤独を
抱えているのは...
「決意の朝に」  by AquaTimez

多分2006年とかだから、16年前..?!
時の流れにまずびっくりしますが、どうしようもなく苦しい時に聞きたくなる歌です。

この歌詞に救われるというよりは、心に寄り添ってくれる感じです。
人に迷惑や心配を書けないように、辛くても強がって笑ってみせたり、平気なふりをしていないと自分を保てなくなぅてしまいそうで...というのが、本当にその通り。
共感ができるからこそ、そうなんだよなぁと振り替えらせてくれる。自分を省みて、納得ができる。

また、2番の歌詞

他人の痛みには無関心
そのくせ自分のこととなると
不安になって
人間を嫌って
不幸なのは自分だけって思ったり
与えられないことをなだ嘆いて
3歳児のようにわめいて
愛という名のおやつを座って待ってる僕は
「決意の朝に」 by AquaTimez

本当にそう。自分の人生は自分を中心に回っているから、他人の痛みはどうでもよかったり知らん顔なのに、自分の痛みには過剰に反応してしまう。
自分は何も持っていないと、人を羨んでは嘆くことしかできなくて、肯定されることを待っている。

こうやってみると、人ってちっぽけだなぁとも思うのですが、それでもやっぱり辛い時くらいは、寄り添って欲しいですよね。

だからこそ、人の心に寄り添うことのできる言葉が大事なのかなと思います。

久しぶりに決意の朝に聞こうかな。

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