シティリーグを優勝するまでの過程【774】
どうもみなさんこんにちは、TeamSingleStarの774です。
2021シーズンアディショナルシーズンにこくばバドレックスで参加し、優勝することができました。
今回はそのこくばバトレックスを持ち込むまでの過程、主にコントロールデッキについて話をします。
優勝したこくばバドレックスデッキについてはチームで考案し、今後も使用する可能性がありますので、詳しい内容については触れませんが簡単な当日のマッチアップなどは載せるので気になる方は見てください。
いつもどおり全編読めるので、よかったら最後まで読んでいただけると幸いです。
はじめに
今回は5/15に開催されたバトロコ小山駅前に参加しました。
初めて県外のシティリーグに参加し、初めて1人で参加するなど普段と違うことがたくさんありました。その中でも今回はサイドを取るデッキで参加するというところが1番違っていたのかなと思います。
シティリーグの約3週間前から練習をはじめて、最初はもちろんコントロールデッキを練習していました。
そしてJCSの優先権を獲得することを目標にしていた自分はシティ優勝、そしてトレリを次の日に優勝するとても大きな目標を掲げ練習していました。
1.コントロールデッキ編(3週間前)
アイアントLO
まずはじめに手をつけたのはアイアントLOでした。愛知CLで完走したことやシティリーグで準優勝をしたという報告を見つけ触ってみることにしました。
新弾の漆黒のガイストで追加された「シャクヤ」というカードがアイアントLOというデッキを大幅に強化していると考え、愛知CLの完走レシピを元に作成してみました。
対面練習する相手はオーロラなどが入っていない環境初期に多くいた純正こくばバドレックス。
黒馬はシティリーグに沢山いると考えていて、黒馬に勝てなきゃ持っていく意味がないと思っていました。
練習相手は散々LOを使った時に対面で練習してきたタケとしました。この男に勝てることが出来れば本番でも余裕で勝てるでしょという意気込みでした。
1日くらい回してましたが、勝てない。事故以外で全くと言っていいほど勝てませんでした。
対面している人が強いからと考えて自分が黒馬で相手にアイアントを握ってもらましたがほぼ黒馬が勝ちました。
相手が事故か上手くないと勝てないなら持っていけないと判断しアイアントLOは諦めました。
アズマオウコントロール
黒馬に勝てないのなら黒馬に対して強いデッキを使おうということで、毎ターン相手のバトル場のエネルギーを割るアズマオウにしてみました。
今回レシピ初公開です。
このデッキは本来シティリーグシーズン2で使用しようと考えていて、このデッキを作るまでも時間をかけていいレシピまで作り上げていたことや練習を沢山していたので自信のあるデッキでした。
黒馬に対しては毎ターンエネルギーを割ることやチルタリスを押し付けることによって勝てるデッキにはなりました。しかし、はくばバドレックスというデッキに対しては勝てないデッキでした。そもそも割るエネルギーがない、チルタリスを押し付けてもクイックシューターのインテレオンやうらこうさくのインテレオンに殴られて負けてしまうからです。黒馬同様に白馬もシティの環境では必ずいると考えていて、白馬を切ることできないと判断し使うことを諦めてしまいました。
ドリュウズコントロール
自分が得意としているチラチーノを用いたコントロールデッキです。1番はじめに組んだものを載せます。
見たらわかると思うのですが、このデッキ最終的にサイドを取ることができます。結局サイドを取るのかと思いますが、殴り切った方が簡単な場合が多く、どたんばタックルを持っているドリュウズがいるので最適だと考えていました。
このデッキ、環境トップにいると思われるムゲンダイナに対しては強く出ることができます。そのほかにも白馬に対して、格闘道場を貼りルカリオ&メルメタルGXに闘エネルギーをつけることでカウンター状況ではこうてつのこぶしで2回殴れば倒せるということができます。
しかし2つの問題に当たってしまいます。
1つ目は黒馬に勝てないこと。
アイアントでも言ってたように、黒馬に対して勝てないようであると持っていけないと考えていたため絶望でした。
なぜ勝てないかというと、オーロット&ヨノワールGXのナイトウォッチャーに耐えることが難しいという事や、そもそもめいかいのとびらで毎ターンエネルギーがつきながらドローされる最悪な状況でした。
2つ目は時間です。時間切れはLO側が悪いと前から言っているのですが今回は特に厳しいです。ヤレユータンとマーズを失ったのが大きな影響を与えていると考えています。
ヤレユータンは3枚をデッキの下に固定して戻すので山をシャッフルする必要がありません、しかしドリュウズは4枚戻せる代わりに山をシャッフルするので、このご時世ではシャッフルするときに枚数指定や山を3つ分けるなど時間がかかってしまいます。
マーズは自分の山が無くなった後にリソースマネジメントを使いデッキのトップにすることで、ドロー→マーズの順番にするとすぐに山を引きながら相手の手札を0にすることができます。
現在はムサシとコジロウしか相手の手札を捨てる手段がないため、ドローをしながら相手の手札を捨てさせることができないのです。
この2枚があるだけで時間もだいぶ違ってくると思います。PTCGOでは感じることができないことを実感できただけでもいい経験だったのかなと思います。
以上を踏まえて使えるコントロールデッキがなくなってしまいました。
このままシティにコントロールデッキを持っていく考えもありましたが、優勝するという目標もあることや無謀と勇気は違うと考え流石にサイドを取ろうという結論になりました。
2.スピードザシアン編(2週間前)
環境的にいい立ち位置にいると考えていたことや、以前にも使用していたこともありスピードザシアンを持ち込もうと考えていました。
黒馬に対してはTAGteamを2回倒すことやVmaxに対してフーパやザマゼンタで1回殴ってからザシアンのブレイブキャリバーで倒すプランを通せば有利に出来る。
ムゲンダイナに対してもフーパやクチートGXを採用するなど考えていたので有利に戦えると思い練習していました。
しかし、シティの1週間前5/8の夜にリモートで練習していた時に思ったのが案外ムゲンダイナに対して上手く勝てないし黒馬も思いのほか有利という訳では無いことに気づきました。
1週間前にこれダメじゃんどうすんのって焦ってました。
デッキが何も無い自分はチームメンバーの朗さんの使っていたこくばバトレックスを使うことになりました。
ここで今回使用したこくばバトレックスを使うようになりました。
3.こくばバトレックス編(1週間前)
5/8の夜から始めました。最初はどうするのか全然わかんないし変なところに手張りしてズタボロでした。
でもチームメンバーに助けてもらい、指導を受けながら日曜から木曜までは毎日練習していました。
サイドを取るデッキでここまで練習したのは初めてでした。自分でも最初に使っていた時よりは格段に成長したと実感してました。
この週は9~10時くらいから初めて1~2時までやる毎日で、仕事を終えたら練習できる楽しみで過ごしてました。何だか学生時代の部活を思い出しました。
4.シティリーグ当日
ここからは当日のレポートみたいな感じです。
2年振りくらいの新幹線でドキドキしてました。シティリーグに半年ぶりに参加ってのもあると思うんですけどね。
験担ぎに朝ごはんはカツサンドを選択。意外と高くてびっくり。飲み物はトロピカーナ、最近ハマってます。
行きの新幹線の1時間半は短いようで長かったです。到着までは今まで自分のnoteを見て精神安定とイメトレ。部活の大会をここでも思い出してました。
バトロコに到着してからは対戦までワクワクしてました。
予選マッチアップ
1戦目 ナツハチ三神 6-0
三神とは練習をしていなかったものの元々有利だと思っていて、練習で培った考え方を意識してストレートで勝ちました。
2戦目 こくばバトレックス 6-0
散々練習をしたミラーマッチ。練習通りのプレイングをしてそのまま力を発揮することが出来ました。
3戦目 悪パーフェクション 2-6
いないと思っていたデッキ。何も考えなしで挑んだ結果全く歯が立ちませんでした。
しかもこの対面で2回マリガンで後攻だったため、相手はガラルファイヤースタートのうえ先攻にクイボ×3タッグコール2回デデンネで盤面を完璧に作られてどうやって勝てるの?ってなってました。致し方ない。
4戦目 はくばバトレックス 6-0
白馬も散々練習していたので自信はありました。自分のやりたいことをそのまま押し付けて勝てました。
ここで3-1だったのとオポがとても強かったので抜けたのはほぼ確定だと思っていました。
無事上がることが出来ました。
周りを多少見ていたためトーナメントに上がっていたデッキは大体把握していました
・白馬 4人
・黒馬 1人
・ムゲンダイナ 1人
・悪パ 1人
・三神 1人
デッキ分布としては大体予想通りではいたのですが白馬が多かったなぁという印象です。
お昼休憩
バトロコが入ってる店舗にカフェに入りました
サンドウィッチとかあるのかなとか思ったらパンケーキしかなかったのでパンケーキ食べました。
普通に美味しかったです。
決勝トーナメントマッチアップ
いよいよ迎えた決勝トーナメント
バトロコ小山のトーナメントの決め方はクジなので予選で当たった悪パーフェクションだけは当たりたくない所でした。
1戦目 はくばバトレックス 6-3
初動はお互いにあまり良い周りではなく硬直状態が続き時間も消耗していくそんな感じの試合でした。ある所でお互いに動き始め、最後は時間ギリギリの戦いになり、自分が山を引ききって最後に倒すことが出来ました。
今までのトーナメントを1回戦目で敗北することが多かった自分にとっては大きな1勝であり、勢いに乗る試合でした。
準決勝 はくばバトレックス6-0
勝てる日と言わんばかりの手札で、相手との差を突き放す試合でした。やりたいことをしっかり押し付けてゲームプランを立てれたのは成長を感じました。
決勝 ナツハチ三神 6-0
予選1回戦目と同じ人です。
マリガンは1回したものの、勝てる日の最高の手札をしてました。盤面並べながら博士の研究が打てるような手札でした。
あとはほぼ一方的なゲームで準決勝同様に、やりたいことを押し付ける試合でした。
こんな感じで優勝することが出来ました。
勝つ日ってこんな感じなんだなぁと優勝した実感はあまりなかったです。
5.おわりに
シティリーグまでの3週間は今後のためになるものが沢山ありました。
正直ここまで練習したのは始めた頃のフーパLOの時くらい練習しました。
結果を残すことに対して練習は裏切らない。そう学ぶことが出来ました。
毎日付き合ってもらったメンバーには感謝です。
今回はサイドを取るデッキで結果を残せたので、次こそはコントロールデッキで結果を残せるように精進していきます!
応援してくださった方々や練習してくださった方々、当日ジャッジや運営をしていただいた方々に感謝します。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。お祝いに投げ銭をしていただければ、喜んでトロピカーナを買います。
質問等ありましたらTwitterのDMで聞いていただけると答えられる範囲で返します!
コントロールデッキの相談も待ってます😎
後日談
目標が優勝して次の日にトレリに行って優勝だったのですが、5/16のトレリは参加者6名でトーナメント2回戦敗退でポイント0でした。GG
トレリは早いうちに完走しようね!
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