20200226 日記@ファイプロの話

 ファイヤープロレスリングワールド追加DLC“チャンピオンロード ビヨンド”発売前夜のもどかしい時間を過ごしている。

 2年前に発売された「ファイティングロードヘビー級」のラスボス、オカダ・カズチカ戦を最高難度でクリアした程度には手動操作もできる自分だが、最近は複雑なプロレスの試合づくりをCPUロジックに任せて観戦趣味に回っているのでプレイングそのものに自信がない。かと言って、今から特訓をしようという気分にもならず、またファイプロWを題材にした新作チャットノベル「鏑木麻耶とNO NAMEプロレスリングと」の執筆も遅々として進まない。ネット大会に参戦させる新しいオリジナルレスラーのアイデアも、ない。せっかくの余暇もこれでは寝込んでいるのと大して変わらないな。

 24歳の自分は「スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL」の洗礼をリアルタイムで浴びてはいない。どちらかと言えばネット上に転がっている「伝説」とか「プレイ動画」でその強さ、偉大さを推し測ったという感じだ。

 個人的には、いわゆる二次創作だがニコニコ動画の「ゆっくり実況プロレス~ゴジラ開催!スーパープロレス大戦二次元」というファイプロリターンズの試合動画シリーズで、マリオやゴジラ、「ハヤテのごとく!」のハヤテといった版権キャラクターの中に純須杜夫が名を連ねて独自の物語を展開していたことが思い出される。

二次元で生まれたプロレス団体「虹日本プロレス」の旗揚げ戦ダークマッチ(第0試合。3:49~)がやる夫VS純須杜夫という、ある意味ぜいたくなカード

 誰よりも強く、格好よく、そして「死」のにおいがちらつくプロレスラー。純須杜夫そしてオリジナルのプロレス団体を作る過程で想像した伝説的プロレスラー「ティアドロップ」のイメージソースは、おおむねこうしたファンメイドの動画からだった。

11ティアドロップ

幼女の矮躯にしてファンタジーRPG風異世界で「魔法少女」をやや間違った伝え方で広める道場主。ファイプロW内では、ワークショップに上がっていたファンメイドの純須杜夫のデータを流用しつつ背後を取る頻度を上げた

 今までに原典に触れる機会がなかったわけではないが、2014年に中古で説明書の付いていないソフトを買って操作方法がわからずそのまま棚に仕舞い込んだきりだ。エディット画面がバグっていて寿命が近そうなソフトだったが、今でも動くだろうか……。

 まあそれはそれとして、しばらくはオフラインでファイプロを楽しむことになりそうだ。……アイドル事務所経営洋ゲー「Shining Song Starnova: Idol Empire」にも興味はあるが、今はプロレス団体経営とレスラー人生に注力しよう……。(終)

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