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28thアニバーサリーと切なさと心強さと

 1995/5/15から数えて28年目の誕生日を迎えました。


例外処理が堕落を招く

 これはメンタルクリニックの医師と話し合いながら考えた持論ですが、前年に比べると職を得て習慣的な外出で生活リズムを整えやすくなり、また比較的毎日のTwitterなどのスマホアプリにかける時間の比重が少なくなりつつあることもあってスマホ捨てる捨てないでギャーギャーわめくことなく誕生日を迎えられてほっとしています。
 とはいえ未だに夜の誘惑は断ちがたく、自分でかけたフィルタリングの時間制限をこれまた自分勝手に外す日もあります。
 まあ夜更かしのダメージ以上の見返りは無いというのが現実ですが、深夜の物寂しい時間帯に配信を通じて誰かと同じ時間を過ごしてつながれるというものと夜間に興奮し覚醒しやすい自分の体質がそれだけ分かちがたいという証拠でもあります。
 うまく工夫して付き合っていかなきゃならない……というのは建前で、捨てちまって見なくなるほうが一番楽な道です。結局スマホもクレジットカードも欲しがるのは見栄であり俗世の穢れなんですかね。でも自分はストイックな仏僧ほど求道者にはなりきれないとも思います。

 なんせ今の頭の中はストリートファイター6でいっぱいですからね。

ストリートファイターの面白さに目覚める

 4月末からスト6のPS4版体験版の虜になっており、暇さえあれば新調したコントローラを握ってCPUレベル7のリュウとスパーリングをしています。

 モダン操作の登場でとりあえず波動(△)撃って相手が飛んだら昇竜(→△)押せばいい、その上で本作のシステムとコンボを覚えて大ダメージを狙っていけばいいという手軽さで今までの格ゲーに感じていたコマンド入力の敷居の高さを飛び越えることができました。
 しかし実は自分が相手に波動を撃たされて無防備な姿を晒しているということもある、そういった「読み合い」のステージに自分が立つことによって「今いるプロゲーマーはこういう時何をどう考えるんだろう?」と興味が湧き、積極的にプロゲーマーのYouTubeチャンネルを見てみたり、ウメハラ FIGHTING GAMERS!の無料公開分を一気に読んでみたり、今まで不鮮明だった部分のモヤが一気に晴れていくような感覚を覚えました。

 そうしてたどり着いたのがNOモーション。の格ゲーものまねだったのです。

 いま僕がNOモーション。について語ると全部褒め殺しになってしまい公平なレビューにはなりませんが、NOモーション。について掘り下げると「掘ったら温泉が出た」という比喩がぴったり来ます。

「なんかストⅡのエドモンド本田とリュウのものまねがうまいコンビ芸人がいる」というのは昔からなんとなく知っていましたが、改めて例のものまねを見て現在の僕の琴線に触れたのがリュウのしゃがみ小キック

 この試合序盤らしい動き、細かすぎて伝わらない(でもわかる人にはわかる動き)絶妙なところを突いてくる面白さ、そして聞けば聞くほどよく似ていて感動的にすら思える効果音の声帯模写。

 だけどこれがものまねショートコントになると浮かび上がってくるなんとも言えないユルさ。ボガード兄弟のワイルドショートコントの天丼オチに比べて、ひとつひとつオチが違い本田とリュウもキャラ崩壊が過ぎるスト2ものまねショートコントの情報量の濃さはたった5分弱の動画なのに脳が疲れます……。

 そして魚群テレビのNOモゲスト回はどれも面白く、エピソードトークが矢継ぎ早に飛び出しては次々と桂馬飛びのように発展して気づいたら一時間二時間経っている、という底なし沼なところがすごいと思います。

 木曜の夜不定期にやっている二人のTwitterスペースもYouTubeに上がっているアーカイブを追いかけています。色んな意味でネット放送ゆえのギリギリさなので本記事に共有はしませんが、矢野ともゆき。さんと星ノこてつ。さんの声の区別がつくほどのNOモマニアであれば、濃厚な80年代前後生まれトークが楽しめるのでおすすめです。

 スト6はPS4を熱暴走などで壊さないようにしながらワールドツアーをやり込んでいきたい(バトルハブやランクマッチは家の通信速度が高くないので不安が残る)ので、プレイ動画配信やnoteでプレイ日記を書くかもしれません。このゲームに傾ける情熱があっさり雲散霧消しなければよいのですが……

 ちなみに記事サムネイルはサイゼリヤのおすすめ1200円ランチです。ご参考までに。

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