自己啓発にはまったきっかけ①

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。
これが行動できない人間なのであります。。。

さて前回は自己啓発で20年無駄にした話を書きました。
大まかにいうと20年間、仕事もせずに自己啓発本を読みまくって終わったということです。


う、考えると吐き気が・・・

今回は自己啓発にはまった、きっかけについて書きたいと思います。

まだ20代前半のころだったのですが、私はかなり将来に悲観していました

というのも就職氷河期世代で学歴もなく、というか、いじめられてほとんど学校にも行ってなかった私はまともな仕事もできず、フリーターをしておりました。

そして家庭環境もよくなかった私は歯がボロボロ・・・

追い打ちでヤブ歯医者にかかり、常に歯が痛くて、やわらかいものしか食べられない状態。
(とんでもないヤブ歯医者だったのは後で病院を変えてわかりました)


異性と付き合うなんて考えられず、長男だったので将来は
両親と祖父母の面倒を見ろって言われておりました。

当時、私は本気で自殺するだろうって自分でも思ってました。

そんなとき、読んだのが「ユダヤ人大富豪の教え」って本でした。
当時かなり売れてたので、知ってる人は多いかもしれません。


その時、私は思ったのです。


あれ・・・ もしかして、お金持ちになれば、
私の人生は救われるんじゃないだろうか・・・と

だって、お金持ちになれば、両親の老後や、祖父母の介護は
ヘルパーさん雇ったりすれば、いけるのでは? とか

お金があれば、歯も治せて、
異性と付き合ったりもできるんじゃないだろうか・・・? とか
そうだ、お金持ちになるという選択があったのか!!
って思いました。

そこですぐに行動に移せればよかったのですが、私はなにせ行動できない人間です。
じゃどうやって、お金持ちになるかもっと本を読もうとしてしまいました。

次に読んだのが確か・・ 金持ち父さんシリーズだったと思います。
お金に対する認識が変わりました!
思えば、ここで読むことをやめておけば良かったのです。

ですが止まりませんでした。

その当時読んでたのは、本田健さんや神田昌典さんとかマーフィーとか
思考は現実化するとか、7つの習慣とか、斎藤一人さんとか
そんなんだったと思います。
(マニアックな啓発本は当時読んでません)

で、まあ、その手の本には同じようなことが書かれてるわけです。
目標を紙に書けとか
期限を決めろとか、
アファメーションしろとか、
あなたが変われないのは潜在意識が邪魔しているからだ、とか

啓発本の作者は言ってみれば、本を売るプロです。
どうしたら、読者が不安を感じ、本を買い、その作者が発行してる
自己啓発教材を買わせるか、考え抜かれているのです。
本はその販促商品にすぎません。

そのうち書きたいと思いますが、成功してないのに成功本を書いて
お金儲けしてる人たちがたくさんいます。

その当時は自己啓発ブームだったように思います。
書店に行けば、その手の本があふれていました。

しかし、読めば読むほど、行動できない自分に焦ってくるのです。

特にいろんな本に書かれている
潜在意識っていうのが、曲者です。
なぜ行動できないのか? 潜在意識が邪魔してるからだよ!

じゃ、潜在意識ってなに??
子供のころに刷り込まれた自己評価のなさがどうたらこうたら。。。
心理学系の本にもいろいろ書かれていますね、親との関係がどうたらこうたら・・・

ここで大きな罠は・・・

潜在意識を書き換えないと行動できない(成功できない)
と思い込まされてしまうわけです。

そして、潜在意識の書き換え方などという情報商材を買わされるのです。


長くなってきたので、続きは後程

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