20230330_収益認識

個別問題集30−3 返金負債
◯ 間違えた部分
 A社と商品の販売位契約を締結している。商品の販売単価は、@100であるが、月間の販売数量が1,000個以上の販売となった場合には、販売単価を遡求的に@90とする契約の場合
① 200個の注文を受け販売した。月間販売数量は、1,000個以上となる可能性は低い
 AR / TL 20,000

② 500個の注文を受け販売した。これにより月間販売数量が1,000個以上になる可能性が高くなった。
 AR 50,000  /  TL         43,000
        返金負債 7,000

◯ 解説
①の段階では、単価を下げる可能性が低いので@100で計算する。
②の段階で、単価を下げる可能性が高くなったので、TLは @90で計算することとなるが、①で販売した数量に係る返金負債(まだ確定していないためこの科目)との差額がTLとなる。
→税務的にはTLは50,000となるので、加算。

個別問題集30−5 ポイントの付与
◯ 間違えた部分:ポイント付与時の仕訳
商品を販売した際に販売価格の1%を自社ポイントとして付与している。当該ポイントについては、1Pにつき、商品1円と交換できることとなっている。
①25,000を現金で販売し、当該販売に対してポイントを付与した。ポイントの消化率を100%と見込んでいる。
 C  25,000  /  TL      24,752
         契約負債 248
この時のTLと契約負債の算出の仕方は以下の通り。
 TL:25,000×25,000÷(25,000+250)
 契約負債:25,000×250÷(25,000+250)
→実際に客が使えるポイントって250なのに、248しか契約負債に計上しないのは、なんなんだろう。

ちなみに、ポイントの消化率を80%で見込んだ場合は、25,000×1%×80%=200で計算していく。

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