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袖ヶ浦ウィンターサイクルマラソン4時間ソロ

jbcf最終戦を走り終えてから約3週間経ちオフシーズン初めてのレース。シーズンを終えてから一時期かなり自転車へのモチベーションを落としてしまい、約1週間全く自転車に乗らない期間がありながらもチームメイトのしゅんしゅん♡がモチベを戻してくれたり色々助けられながらなんとか復活。

綺麗な夜景を見に行ったりしたよ


とはいえ今までこんなに長いレースは走ったことがない。最長でも1時間半くらいの短いレースばっかり走ってきた為4時間のレースはどんな風に走ればいいか分からなかった。だがレースの展開が分かるか分からないかはぶっちゃけあまり関係ない。誰よりもキマれば勝てる。緊張はしていないし調子も良いのでとりあえず先頭集団について行きながら今回も一緒に出場している池ちゃん(ガンギマリ)とキマっちゃおうかなと。今回主催のマトリックスパワータグ監督のご指導を受けてからレースはスタート。

ご指導中。マトリックスの資金源はレースの罰金らしい

とりあえず池ちゃんと話して前の方まで位置あげといたらエンデューロだしペースはそこまで上がらないと思うからあとは流れに乗って走ろ〜ってな感じで走り始めた。甘えてた、予定通り前の方に上がったのはいいがなんか強度がおかしい。1時間IF0.95いかないくらいの高強度で最初の1時間があっという間に過ぎる。

探してみてね☝️先頭の方でキマってるよ🙄

キツすぎて意識失ってたから気付いたら1時間経ってた説ある。これ前の方行ってなかったら中切れのオンパレードで死んでたんじゃね!?!?とかこんなペースで4時間走るのかよ...(絶望)とか思っていたらフルマラソン(42キロ)ってカテゴリーの人達が次々ゴールしていき、1時間半経つ頃にはかなりペースが緩んで助かった。この緩んだタイミングで補給を取る。

足マジでキマってた

ちなみに今回の補給はバー4本(1本200カロリー)とメダリストのジェル(100カロリーくらい?)を6個、ボトルを自転車に2本と背中に1本入れて持っていった。レース中補給したのはバー2本とジェル3個、ボトルは全部飲みきった。

背中に夢と希望をたくさん


結果から言うと全然足りなかった。補給はバー系だとパサパサしてて喉に詰まってしまい、水を飲まないと呼吸出来ずに窒息しかけるとこだった。まぁ固形物の方がカロリーはあるのでとりあえず固形物食べとくかと思って2本食べたけどギブアップ。普通に呼吸がキツすぎて食べれないのでジェル系のみで補給することにした。お腹がすいてから補給じゃもう遅いってどこかでご指導受けた気がしたのでお腹空かないようにジェルを食べたけど、なんか行ける気がしたのとレース中の補給は難しくて大変だったのでこれ以上の補給は無しで行くことにした。

バーはこれ。本当に窒息する😇
ジェルはこれ。100カロリーだけど窒息しないから好き

話はレースに戻り、残り2時間40分ぐらいから緩んだレースはつかの間の休息タイムに入った。僕は先頭の方でローテ回しながら動いていたが、池ちゃんがいなかったのでローテから抜けて後ろに下がりながら集団の中から池ちゃんを探し出し、見つける。
池ちゃんは集団の1番最後尾で既にもぐもぐタイムを始めていた(笑)かわいい。池ちゃんと合流してから彼の一言目が「バーやばい、窒息しちゃう、ゴホッ」
とか言ってたからほんとかよ〜と思って自分もバー食べたらほんとに窒息しそうになった。あぶなかった。まぁそんなことはどうでも良くて、緩んでいる時間は本当に緩くて集団から離れて補給を食べて追いついたりができるほど。池ちゃんとLove♡なトークタイムを楽しみ、補給を取り1度整えてレースが再び動き始めるのを待つ。

集団最後尾で仲良く

残り1時間半(2時間半経過)くらいからセンチュリーマラソン(100キロ)のカテゴリーの人達と4時間エンデューロ組が別れて少しした辺りで再びレースが動き始める。逃げを作りたい人達が何度も何度もアタック合戦をする。池ちゃんもアタックしまくってたけどどれもなかなか決まらず。30~40分以上アタック合戦を繰り広げ残り1時間切ったくらいにかかったアタックで僕は急に両足の太ももを攣ってしまった。

足攣って一人旅。脚が合う集団がひとつもないから
ずっとひとりで寂しい

そこで先頭集団からちぎれてしまいめちゃくちゃ焦ってとにかく足攣りを1秒でも早く治そうとした(ダンシングしたら即両足の前腿が攣ってしまう状態)その時僕は思い出した。1週間前くらいに憧れの引馬先輩から頂いたご指導のことを。引馬先輩曰く足を攣る時は水分不足かミネちんゆー(ミネラル)不足が原因との事。僕はそれを思い出してミネラル補給できるものは何も持ってなかったし時間経てば経つだけ辛くなるので今持っていたボトルの中の水を後先考えずほとんど全部一気にがぶ飲みしてただひたすら先頭集団に追いつこうと足を何度も攣り、足を止めたりしながらもがむしゃらに踏んで#気合いで10分くらい耐えていたら後ろから2時間エンデューロの集団が来た。そこには僕の知り合いの翼君もいて、僕に声をかけてきてくれた。

俺の前の前走ってるのが翼くん。
前会った時よりずっと強くなってた


正直そこでかなり気持ち的に回復して焦りは無くなり、ひたすらこの集団で耐えればまだいける!と思えた。そこからは2時間の人たちとは表彰が別なのでただひたすら4時間の先頭集団に追いつくために緩んでた2時間の集団の先頭まで行って自分もローテに参加してどんどんペースを上げた。正直足はすぐ攣りそうになるしめちゃくちゃしんどかったけどここで耐えないと絶対に入賞すら出来ないと思ってたので無心で踏み続けた。

限界すぎて視界が虹色だった。あぁキマる!

その努力もあって残り5分くらいのところでギリッギリ4時間の集団に追いつく。補給も全然足りなくてハンガーノックになっててマジで死にそうになりながら追いつけたその時はめちゃくちゃ嬉しかった。正直足攣ってからかなりペースは落ちていたし、何秒差かも知らないし、追いつけるかなんて全く分からなかった状況で集団で回して踏み続けるのは本当に辛かった。それだけに追いつけた時は叫びそうになるくらい嬉しかった。残り5分で追いつけたので2時間の集団とごちゃ混ぜになってる中でスプリントになるのでひたすらいい位置を取るために最後力を振り絞って位置取り、ラストホームストレートに5番手で入ることができた。ラストスプリントはあんまり得意じゃないので横からどんどん人が上がって来てたけど集団の中でTOP10入るくらいでゴール出来た気がする。レースが終わって池ちゃんが戻ってきて教えてもらったのだがどうやら僕が足を攣って先頭集団から千切れたあとに5人逃げが決まったらしく、6位までが入賞なのでその5人が逃げ切り入賞。そして2時間エンデューロに吸収された集団の中でスプリントを制した人が6位入賞できる。リザルト出た時僕は7位だったので集団スプリントだと2位だったらしい。まぁエンデューロじゃ色んなカテゴリーがごちゃ混ぜだから最後まで結果は分からないよね。総合では入賞出来なかったけど20代以下は1位だったので特別賞でなんとか入賞できた。嬉しい。

死ぬほどキツかった。

今回かなり気持ち的に挫けそうになる事が多かった中でこれだけ結果出せた事はかなり自信に繋がった。やはり日頃から鷹義コーチ直々にメンタルのご指導を受けていた成果を遺憾無く発揮出来た事を誇りに思う。反省点は補給のタイミングや量が足りなかったこと。固形物は食べすらいし、ラスト15分くらいからは本当にハンガーノックギリギリで走っていたし、水分不足で足も攣ってしまったしゴールまで持ちこたえたのは本当に運が良かった。逆に持たなかったらまた千切れることになってしまうのでもう少し補給の内容と量を考えた方がいい。レース時間が長い分たくさん展開があって長くなってしまったけど、今回も言えることは1つ。鷹義コーチのご指導は神。それだけ。常日頃から様々なご指導を頂いていたおかげで今回いい結果を残せた。鷹義コーチ、いつもご指導ありがとうございます。尊敬しています。

尊敬は立ち振る舞いから。

ではまた次のレースで♡👋


レース後はもちろん食トレ

ご指導ありがとうございました

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