コーヒーバッジング（Coffee Badging）

コーヒーバッジング（Coffee Badging）とは、オフィスに短時間だけ出社して、コーヒーを飲んだり同僚と短い交流をしてからすぐに帰宅するという働き方のことで、この行動を通して、出社した証拠として入退館カードや社員証（＝バッジ）の記録を残すことができます。

オフィス出社義務化で広がっているアメリカの新しい現象のとのことですが、つまり、企業の求める出社義務を果たすためだけにオフィスに出社した後、コーヒーを飲んだりミーティングをしたりして短時間だけ滞在し、可能な限り在宅ワークを続けることを意味するようです。

企業が求めている出社の義務って、そういうことじゃないんですよね。

こういう言葉が出たということは、今後は、出社義務にプラスして、会社に滞在する時間が決められていくと言うことになると思います。

結局、いたちごっこですね。

フルリモートがOKで、出社義務がない企業からすると滑稽なことだと思いますが、実際に、コーヒーバッジングを行っている人が結構います。

また、週に2日や3日出社せよ、と言っても、他に誰も出社していない日に出社しても全く意味がないですよね。

会社が、すべてフリーアドレスになっていて、座る場所も毎回異なるのであれば、知っている人間が出社しているかどうかも（スケジュール等を確認しない限りは）分からないですよね。

2020年のコロナからすでに4年経過し、多くの人が、在宅ワークの方が快適に仕事ができる環境になっているのは間違いないです。（机や椅子、ディスプレイなども含め）

ひとりで集中して作業をする時は、圧倒的に在宅ワークの方が効率的です。邪魔も入りません。

在宅ワークで出社時間、満員電車が如何に無駄だったということも気がついています。

プライベートとのバランスもとりやすくなります。

企業が求めている出社の意義や目的、出社で社員に実施してほしいこと、実施すべき事をより明確に提示しないと、単に、週に〇日出社せよ、だけでは、コーヒーバッジングや、その他の抜け道、裏技が出てくるのは間違いないです。