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子供のチャレンジに一番大切なこと

こんにちは、ノブ(@chemordie)です。先日、面白そうな育児書を妻が発見してきて読みました。

「子供にとって良い」とされていることを最新の研究報告や著名人の例などを挙げつつ具体的に解説している本です。

例えば「早寝早起きしよう」とか「子供にお手伝いをしてもらおう」とか「習い事をさせよう」とか「一家で揃って夕食を食べよう」とか。「叱るときに○○に気をつけよう」なんてのもありました。

読んでいて結構納得度が高かったので悪くない本だとは思います。我が家でも「毎日、日記をつけてみよう」というチャレンジを始めました。

ですが、読み始める前に私が考えていた「子供と新しいチャレンジを始める時に一番大事なこと」が掲載されていなかったので少しモヤモヤ。それがないとせっかくこの本を買ってもムダになってしまうのでは?と感じました。今回はそのお話。

良い効果を得るには

せっかく新しいチャレンジをするからには、そこから何か得られるものがあると良いですね。たとえそれが自分にはこれは合わない、と分かっただけだとしても、立派な1つの成果です。

で、新しいチャレンジを始めたけど何も得られないパターンは、というと「長続きせずやめちゃうパターン」です。

身に覚えがある方も多いのではないでしょうか。英会話にしろ、ジョギングにしろ、日記にしろ、三日坊主で長続きしない。得たものは空虚な後悔だけ。。。

そうならないためにも、チャレンジから良い効果を得るには何事も一定期間続ける必要があります。ここ重要。

子供にとってチャレンジとは

継続は力なり。続けることが重要。積み重ねが大きな強みとなる。んなこと分かってるんです。大人は。

で、子供は気が変わりやすかったり、集中するのが難しかったりで自分が本来興味のないことを継続するのは非常に難しいです。ではどうするかというと。

最初は大人がそばについて一緒にチャレンジに付き合う必要があります。もちろん幼い子供ほど大人がつきっきりになる頻度が上がります。そばに大人がいて適切に導いてやらないと三日坊主コースは目に見えています。

というわけで、「チャレンジに付き合うための大人の余裕」が絶対的に重要です。そして「何かを始める」ということは「その分新しく時間が取られる」と同義です。子供がチャレンジを始める前に考えてみましょう。

自分やパートナー、家庭内にその余裕はありますか?

振り返ってみよう

まず、あなたの空き時間がその分減ります。そして仕事や家事育児で疲れ切っていたら適切に子供を誘導することはできません。習い事などお金がかかるチャレンジであれば、継続させるための出費についてちゃんと考えていますか?

そして、これらを受け入れる覚悟はありますか?

ちなみに、以下が私のとある日の私の家での時間の使い方です。毎日コレではありませんが、そう珍しくもないパターンです。
(項目の開始時刻が前の項目の終了時刻です。)

17:15 帰宅・手洗いうがい・休憩
17:30 子供のピアノ練習につきあう
17:50 子供たちとお風呂
18:10 夕食作り&食べさせる(妻が洗濯機スタートさせる)
19:30 皿片付け、翌日の朝食準備
19:50 洗濯物干す
20:15 子供の翌日の準備手伝い
20:25 子供と日記書く
20:35 子供の歯磨き
20:45 絵本読み聞かせ
21:00 寝かしつけ&就寝
24:00 調乳で起きる(日によって時刻は変動)
(02:30 おねしょをくらい子供のシーツ&パジャマ交換・洗濯)
04:00 2度目の調乳で起きる(日によって時刻は変動)
04:40 起床
04:42 朝食準備開始(以下、朝食まで並行作業)
04:50 ゴミ捨て
05:00 夜中のおねしょで発生した洗濯物干す
05:20 朝食
05:30 出勤準備
05:40 会社に向け家を出る

ご覧の通り自分の時間はほぼゼロで、時間が必要ならば睡眠時間を削るしかありません。この文章を書いている今みたいに。

しかし、自分の体調が崩れると子供とのチャレンジも続けられなくなります。なので、睡眠や休息は絶対に必要です。限界以上に疲れ果ててはいけません。忙しく働いている方々は時間の使い方を徹底的に突き詰める必要があります。この辺の話をまとめた共働き家庭の方々に向けた育児の攻略法は以前記事にしました。(すみませんが、前提となる内容以降は有料です。)

一番大切なことは

自分の子供のためを思って「子供に習い事をさせてみよう!」「一緒に夕食を食べる時間を持とう!」という挑戦をするのは素晴らしいと思います。

ですが、そこには絶対的に「継続するための大人の余裕と覚悟」が必要です。それを理解していることが一番重要だと思います。挑戦が原因で体調を崩しては意味がありません。現実的に少し背伸びをすればできるかな?という内容を心がけて、子供と一緒にステップアップしていきたいものです。

子育て、頑張りましょう。

ノブ

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