見出し画像

乳幼児がいる家庭の災害対策

こんにちは、ノブ(@chemordie)です。昨日(2019/10/12)未明に記録的な大型台風"ハギビス"が日本列島を直撃、甚大な被害をもたらしました。

数日前から天気予報で超大型であることは予告されていましたので、私の家庭では前もって備えをしていました。しかし何と言っても我が家には乳幼児がいます。何が起こるか分からないまま夜を過ごす、という非常に怖い体験をしました。

本noteでは今回の台風で不安だった事とその対策、今後への反省点をまとめてみました。

心構え

不安だったのは以下の3点でした。
①停電:なお、我が家はオール電化
②断水:トイレ使用&調乳不可になる可能性
③避難:乳幼児3人を連れての避難は困難

私の住んでいる地域は、自宅も避難所も洪水ハザードマップ上では同じ危険度で、かつ、我が家の方が川から離れているため、③については「避難しない」を第1選択肢と決めていました。

つまり、①と②の対策をしっかりする必要があります。そのため、乳幼児を含めた家族全員が衛生的な生活を数日間でも送るために必要な物をリストアップし、不足している物は台風接近4日前にはアマゾン発注 or 買いに行く→3日前には全て取り揃えるという対応を取りました。

停電対策

停電時は照明、テレビ、IH調理器や電子レンジ、冷蔵庫、ルーターなどが機能しなくなります。真っ暗な中では特に子供が不安になりますし、テレビやネットが遮断されると情報も得られません。

さらに、調理器がなくなると調理・調乳だけでなく、使用した哺乳ビンの消毒もできなくなります。

その対策として以下、我が家が準備したものを紹介します。(着替えやタオル、オムツなど、普段使うものはいつも家にあるので書いていません)

①食料・飲料・ミルク
・カセットコンロ&ボンベ(調理&消毒用)
・紙コップ&紙皿&スプーン&フォーク
・レトルト食品(3日分)&カップ麺&パン
・液体ミルク&使い捨て哺乳ビン(消毒できない時)
・水(2L×2ケース)
・水(500mL×8:緊急避難時用)
・お茶(2L×3)

②照明器具&情報源&電源
・懐中電灯×2(電池式)
・ランタン×2(電池式)
・手回し発電ラジオ&ライト
水発電ラジオ
・乾電池(2ダース)
・タブレット×2
・ノートPC
・Pocket Wifi
・モバイルバッテリー×3

③その他
・車のガソリン満タン(エアコン&テレビ、ラジオ)
・パンチアイス(暑いとき)
・ヘルメット(緊急避難時)

断水対策

飲料用水は停電対策に記載しましたが、まだ必要な物があります。そう、トイレです

・風呂の残り湯
・携帯トイレ
・オムツ用脱臭袋

子供用品

非常時は子供にもストレスがかかります。気を紛らわすため、かさばらない子供用グッズも必要です。

・ノート&色鉛筆
・(停電対策にも書いた)タブレット
・小さいサイズの図鑑

***

以上が我が家で災害時の備えとして用意したものです。大人2人、乳幼児3人がいても、3日間は余裕で耐えられる内容となっています。

反省点

色々と準備したのは良いのですが、反省点もありました。

①全部1階にしまってあった
今回の台風では各地で川が氾濫しました。浸水の可能性を考えると、すぐに使わない分は2階に分散して備蓄しておくべきでした。

②外に出る可能性を考えなさすぎた
家に残ることを第一選択としていましたが、災害時には何が起こるか分かりません。家を離れざるを得ない場合に備えて必要最低限の荷物をコンパクトにまとめ、持ち出せる体制になっていたとは言い難い状態でした。

特に荷物を運ぶ際に手を使わずに照明を確保できるヘッドライトを用意していなかったのは大きなミスでした。

記録を残そう

今回の台風対策は事前に妻がノートにまとめてくれていたおかげで、かなりスムーズに準備でき、無事に乗り越えられたと感じております。

ただし、反省点や家の中の改善すべき点(買い足すべきものや収納の配置など)も見えてきました。重要なのは、今後そのような点を実際に改善していくことです。「怖かったねー」で済ますのではなく、その恐怖から学んだことを次に活かしましょう。私が今回noteに記事を残すのも、あとで見直せるようにするためでもあります。

皆さんも、今回の台風から得た方教訓や感じた事を記録に残しておくことをオススメします。お子さんと一緒に振り返ってみるのも有効かもしれませんね。

ノブ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?