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ど田舎で経理と総務の中間のお仕事。田舎にまつわる人々に対する所感と人生に対する所感の備…

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ど田舎で経理と総務の中間のお仕事。田舎にまつわる人々に対する所感と人生に対する所感の備忘録。

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「田舎育ちと認めてもらえない」苦しさ

私は、世間いわく「ベッドタウン」だとか、森永卓郎氏いわく「とかいなか」と呼ばれるような町で生まれ育ちました。 県内でも人口規模はほぼ真ん中くらい、電車一本で一時間と立たず大都会に出れるような場所ですが、広大な田畑に加え豊かな山々に囲まれています。 家の庭にたぬきが出たり、近くの田んぼにうり坊が出たり、夏の夜は虫や蛙の声が一晩中聞こえたりと、恵まれた自然環境。もちろん農業を営む人も多くおり、ここに住む人たちはみんな「ここは田舎だから」と話します。 私も会話する中では自分の生まれ

    • 職場と価値観が合わなくとも、お首にも出さず続けなきゃいけない中で

      出勤初日から違和感を感じ、二日目にはやめたいと思った今の職場に初めて出勤したその日、強い違和感を感じたことを覚えています。 どよんとした閉鎖的な空気、他人に無関心な社員たち、無言を通り越して(勘違いかもしれないけれど)どこかひりついている気がする空気。その中で初めて言い渡されたのは、全社員がネットで閲覧できるメールを、あえて印刷して回覧するという業務でした。 家に帰る電車の中で「あぁ、やっぱりこういう環境なんだなぁ。考え方を合わせなきゃなぁ」と、今までの自分の価値観を忘れる決

      • リズ……ってこんな人です

        初めまして。リズと申します。 年齢は20代、性格は根暗。とある中小企業で、経理と総務の中間のようなお仕事をしています。 規模が小さい会社なので、一人二役……というか十役くらいこなさなくてはいけないので大変です。お客様の応対をすることもよくありますが、人見知りなので結構苦労しています。 人と違っていたから、人間のことが知りたくなった小さい頃から「あなたは普通の人とは違う」ということをよく指摘されてきました。それは昼夜問わず勉強漬けにされていた環境だったり、人との関わりに興

        • 自分の意思で退職できるあなたは素晴らしい

          今年の4月から新しく入社してきた新入社員が、今月末で退職するそうです。 もうすでに退職届は受理されているようですが、田舎という土地柄や社員の平均年齢の高さゆえ、「長く勤めることが当たり前で素晴らしい」という考えの我が職場。二ヶ月での短期離職ということで、やめることを悪く言ったり接し方に困っている社員が多い印象です。 ただ、「すぐにやめる」というのは何も珍しいことではないと思いますし、そこまで動揺したり言葉を濁したりすることではないとも思うのです。 新卒採用では早期離職率

        「田舎育ちと認めてもらえない」苦しさ

        • 職場と価値観が合わなくとも、お首にも出さず続けなきゃいけない中で

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          後悔しない相談をするために

          人は悩み迷う生き物です。その悩みを解消するため人に相談するのはよくある解決方法ですし、実際に私もしょっちゅう周囲の人たちに悩み事を話しています。 単に「ストレス解消のためにただ話を聞いてほしいだけ」という場合もありますが、時には本当に悩み果ててしまって真剣にアドバイスを求めている時だってあります。 しかし、いざ悩みを打ち明けても、その回答がいまいちしっくりこなかったり、かえって悩みが深まってしまうこともあります。 「相談する相手を間違えた」と言えばそれまでですが、こんな

          後悔しない相談をするために