【10分で登録完了】 自分の漫画をKindle、LINEマンガなど最大146の電子書籍ストアに一括で販売する方法
こんにちは!ナンバーナインの執行役員の工藤です。私はデジタル配信サービス「ナンバーナイン」という漫画家さん向けのサービスを運営していますが、私のことは以下のnoteを読んでいただければ何となく伝わるのではないかと思います。
今回のnoteでは、【ナンバーナインのデジタル配信サービスを活用して、個人で電子書籍化→最大146のストアに配信するための方法】と、【そもそもデジタル配信サービスとはなんぞや?】ということをお伝えします。(2023年1月更新)
漫画のデジタル配信サービス「ナンバーナイン」ってなに?
「ナンバーナイン」は、漫画家さんがTwitter、Pixivや同人誌など個人で描いた作品を個人で権利を持ったまま、最大146の電子書籍ストア(商業の電子流通と同程度)に販売できる漫画配信流通サービスになります。
ナンバーナインの配信先について
上記のストアを含む最大146の電子書籍ストアに配信可能です。
一覧はこちら
また、電子書籍ストアは紙書籍と違い複数の販売モデルがあります。大きく分けると4つです。
巻売ストア(Kindle、コミックシーモア、Renta!など)
話売ストア(ピッコマ、LINEマンガなど)
月額読み放題ストア(KindleUnlimited、ブックパスなど)
広告配信ストア(スキマなど)
巻売ストア
一番メジャーな販売方式であり、紙書籍と同じく、1冊ごとに販売します。話売ストア
アプリ系のストアで多く、1話ごとに販売していく方式になります。月額読み放題ストア
月額でお金を払っているユーザーはサービス内の作品が読み放題(Netflixの漫画版というのがイメージとして近いです。)
読まれたPV数に応じて、売上が計算され支払われます。広告配信ストア
すべてのユーザーがサービス内の漫画を無料で閲覧する事が出来ますが、ビュワーなどに広告がついており、その広告費が作家さんに売上として支払われます。
※1PVあたりの金額は、月額読み放題ストア>>広告配信ストアとなります。
ナンバーナインの利用料について
「ナンバーナイン」利用の際は、電子書籍化に伴う初期費用や固定費、定額の利用料等は一切必要ありません。
電子書籍として実際に売上が上がった際に、手数料をいただく形になります。
下記を基本の印税率として作者へ還元するのですが、漫画の電子書籍化の際に弊社側で発生するオプション作業のボリュームに応じて印税率を差し引かせていただきます。
Amazon:ストア売上の30%
その他のストア:ナンバーナイン売上の80%
なぜ、こんなに印税率を高く設定できるかというと、個人配信には原稿料といったものもなく、配信と販促の部分のみをナンバーナインが担っているので、手数料が安く設定できております。
デジタル配信サービス「ナンバーナイン」をまとめると、誰でも自分で描いた漫画を、商業の電子書籍と同じ場所で、印税率高く販売することができるサービスとなっております。
実は配信だけでなく、販促の部分もかなり力を入れているのですが、そちらはまた別の機会でまとめようと思います。
ナンバーナインへの登録方法
ここからはナンバーナインへの漫画の登録方法のご紹介を行います。
まずは、「ナンバーナイン」でアカウント登録を行いログインしてください。
▼デジタル配信サービス「ナンバーナイン」ログイン後の画面
▼ナンバーナインの作品登録までの大きな流れ
【STEP0 事前準備】 登録のための必要な素材を集める
電子書籍化を行う際に、以下の3つが必要となりますので作品登録の際にお手元にご用意ください。
▼電子書籍化の際に必要な素材
・漫画データ(表紙、漫画本文、目次、奥付など)
・書誌情報(作品名、説明文、ジャンルなど)
・作者情報(住所や口座情報など)
【STEP1-1 作品の登録】 作品情報を入力する(所要時約2分)
アカウント登録またはログイン後、作品登録へ進むと以下のように、漫画のタイトルや著者名、ジャンルなど、作品の入稿に必要な書誌情報の記入をお願いいたします。
【STEP1-2 作品の登録】 巻情報を入力する(所要時間約1分)
作品名を入力したら、次は作品の巻情報として、巻数やサブタイトル(どちらもない場合は不要)、作品説明文、販売価格を入力します。
シリーズ作品をまとめて入稿することも可能です。
【STEP2 印税の決定】 印税率のプランを選択する(所要時約1分)
預ける作品の状態によっては、オプション作業が必要なこともありますので、まずは、「質問に答えて設定する」を選んでいただき、簡単な質問に答えます。
質問に答えると、以下のように印税率のプランが提示されます。写植の有無や表紙制作をナンバーナインが行う場合など、条件に応じて印税率が一定率差し引かれる計算となっています。
【STEP3 配信先】 配信先ストアを選択する(所要時約1分)
印税率が決定したら、次は配信先ストアの選択になります。以下のように「有料配信のみ」か「全てのストアに配信」が選べます。有料配信の対象ストアは、「全てのストア」から広告配信モデル等のユーザーが無料で読めるストアを除いたストアとなります。
また、ナンバーナインはDMM/FANZAやDLsiteなどにも配信を行っているので、ご自身ですでに配信しているストアがありましたら、「配信済みストア」でチェックをお願いいたします。配信から除外させていただきます。
【STEP4 漫画データ入稿】 配信する漫画のデータを入稿する(所要時間2分)
作品情報の登録ができたら、続いては漫画データの入稿です。画像の「入稿フォルダを開く」をクリックし、Googleドライブ内にできた作品フォルダに表紙、漫画本文、目次、奥付(あれば)などをドラッグ・アンド・ドロップで入稿します。
データの入稿規定はこちらでご確認ください
【審査依頼】 アカウント情報を入力して審査依頼をクリックする(所要時間約3分)
データ入稿まで終われば、作品の登録は終了です。最後に、お預かりする作品の配信に関する契約書を結ぶためのアカウント情報、銀行口座情報などを入力し、「審査依頼」をクリックすれば完了です。
以上が、デジタル配信サービス「ナンバーナイン」の配信依頼の手順です。普段から同人誌を委託している方などであれば10分もあれば登録が完了すると思います。
今回はデジタル配信サービスの簡単なご紹介と、登録方法のまとめを記載いたしました。デジタル配信サービスは手前味噌ながら、漫画家さんの助けになるサービスだと思っています。漫画家さんが昔個人的に描いた漫画、SNSで発表した漫画や、同人誌など描かれた漫画はすべからく大切な資産だと思います。眠らせてしまっていては、だれも読むことができなくなってしまうので、是非この機会にデジタル配信サービスのご利用を検討してもらえますと嬉しいです!!
アカウント登録・作品登録は下記からお願いいたします!
https://no9.co.jp/top
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