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愛称の話

"愛称"とは、親しみを込めて用いられる"あだな(渾名・綽名)"と、悪評、事実無根の評判、男女関係についての噂を意味する"あだな(渾名・綽名)がある。

参考:wikipedia

これまでに付けられたあだ名は、アニメの影響だったり、容姿や行動の特徴によるものだったり色々あった。

記憶に残っているもので、一番古いものは小学生の頃。当時放映していたアニメの主人公と名字の一部が似ていることから呼ばれるようになった。今でも、会えばそのあだ名で呼ばれ続けている。

容姿や行動が元になったあだ名は、あまり歓迎されないものが多い。僕の知るかぎりでは、小学生の時につけられた"受話器"と"ズキ"、中学生のときの"ハリ"、"バカボン"。

受話器とハリというのは、当時の髪型に由来するものだ。
小学生の頃は坊っちゃん刈りで、母に散髪してもらっていた。散髪が終ると終わって振り返ると、母の顔が真っ黒になっていたのを思い出す。飛び散った短い髪の毛が顔にびっしり貼り付いて。
剛毛のため短くすると横に広がり、髪型が"受話器"に見えたのがそのあだ名の由来だ。

"ズキ"というあだ名は行動によるものだ。小さい頃から図画工作が大好きで、水彩画や版画で金賞や奨励賞をもらったこともある。たまにだけど。
図工の時間に張り切っていたのが面白くなかったのか、"ズキ"と呼ばれ小バカにされるようになった。
問いただして見ると、"ズキ"とは図工キチ◯イの略とのこと。当時はその響きが嫌だったが、今となっては「ありがとう」と言ってもいいか。

中学生になると床屋に行くようになり、髪型もスポーツ刈りに変えた。すると、今度はハリネズミのようだと、"ハリ"と呼ばれるようになった。髪が伸びると"花形"に派生し、おでこと前髪に出来たか空間に隙間に掌を差し込まれて遊ばれもした。このあだ名は、友人にしか呼ばれていないし、じゃれあいだったため全く気にならなかった。

バカボンというあだ名は、バスケットボール部の見学に行った時に先輩に付けられたあだ名だ。別に着物を来ていたわけではないが、気持ちぽっちゃりしていて、頬が少し赤く、目が細かったからだろう。
これは、初めは好きではなかったが、呼ばれているうちに気にならなくなった。最後の方には"ボンバカ"とか呼ばれていたり。多少諦めがあったのかも知れない。

おまけ

あだ名ではないが、これまでに言われたことのある有名人は、星野仙一、天龍源一郎、布川敏和、イチロー?、井上康生など。中日ファンだった祖父は、星野仙一に似ていることにそれは喜んだそうだ。
言われて嬉しかったけれども、意味が分からなかったのはイチロー。自転車競技をやっていて体が引き締まっていた頃だった。
このラインナップ、星野仙一、天龍源一郎、井上康生と布川敏和、イチローは対極にあると思うのだけど、どうなの?

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