ニコンD500のこと
つい先日、Twitter上で、「D500ディスコン」というツイートをみた。とうとうきたかと思った。
何がきたか思ったかというと、D500の後継機がでるんだろうか、という期待感と、とうとうニコン一眼レフDX機の終焉を迎えるのかということ。
残念ながら、前者ということはないらしい。時代の流れに抗うことはできず、やはり一眼レフ機は姿を消していくのだろうか。
と書いている僕はというと、カメラ歴は10年あまり。
本格的に、カメラを始めたきっかけも、「iPhoneみたいに、大きな液晶を見ながら、きれいな写真が撮れるカメラが登場した!」と、ヨドバシカメラでソニーのNEX3を衝動買いをしたくらいのミーハー人間。
D7000からD500と使ってきたものの、決して、昔からのニコン愛に溢れた人間でもないのですが、2017年ころから約5年間、ずっと使ってきて、それでも結構、愛着があるのでとても残念な気がします。
一方で、D500より新しい一眼レフ機が出ないであろうがゆえに、旧機種になってしまうという寂しい気持ちを味わなくて済むと、妙な安心感が入り混じっています。
いまさらだけど、D500の気に入っている点。
①シャッター音
一眼レフならでは、カシャンという切れのあるシャッター音。秒間10コマの連写時の爽快感と言ったら、ミラーのないミラーレス(表現かぶってますね・・)には、決して味わえない。ましてやメカシャッターのないZ9なんて、論外の外(またかぶった)ですね!
負け惜しみ?
②扱いやすい画素数
2000万画素と、いまどきの3000万画素、4000〜5000万画素と比べると、数字上見劣りはするものの、RAWで撮っても、1ファイル20メガちょいなので、PCに展開して、編集してもとても扱いやすいサイズ。4500万画素クラスだとRAWで1枚、100メガちかいので、編集のPCパワーも必要だし、保存ストレージの心配もしなくちゃならないし、大変。
この2000万画素あれば、A4サイズにプリントしても、趣味の範囲であれば十分。
③しっかりとしたボディとしっかりとした作り込み
堅牢なボディと、写真を撮る人のことを、しっかりと考え込まれたUIと、持ったときのフィーリング。ちょっと大ぶりではあるんですが、グリップも手に馴染み、「さぁ、写真撮るぞ」とモチベーションが上がるんですよね。
④一眼レフなのに、広々したAFポイント。
今どきのミラーレスなら、ファインダーのほぼ端から端までフォーカスポイントを選択できるけど、一眼レフとなると、中央部分にフォーカスポイントが集中しているので、構図の自由に制限がかかりがちでした。でも、D500の場合は、153点AFがファインダーの8割位をカバーしているので、そんな欠点を払拭していました。これも気に入っているポイントの一つです。
D500の後継機種は出そうになくて、一眼レフもニコンのホームページで現役なのは、DXだとD7500だけ。FXだとD6、D850、D780の全部で4機種のみ。いずれも個性的なカメラなので、無くなるには惜しい気もしますが、このさきどうなるでしょうか。
貴重な、DXのフラッグシップモデルのD500。いまなら売ればいい値段になる?なんて、邪なことは考えずに、長く使っていこうと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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