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北海道遺産シリーズ

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北海道遺産へ自らおとずれて、写真を紹介するシリーズです!
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2023年8月の記事一覧

北海道遺産シリーズ(22)〜路面電車(函館市、札幌市)

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。   23個めの紹介 「広域に渡る遺産」馬文化に続く、路面電車。 北海道には、札幌市と函館市で路面電車が走っている。どちらも明治後期の馬車鉄道として開業、大正時代に電車になったという点で共通している。札幌市の場合、昭和46年(1971年)の地下鉄開業

北海道遺産シリーズ(21)〜北海道の馬文化(ばん馬、日高のサラブレッド、北海道和種馬など)

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。 22個めの紹介。  北海道遺産には、特定の場所や建物などに依存しない「広域に渡る遺産」というジャンルがある。モール温泉、路面電車、ジンギスカン、屯田兵などなど。その中の一つ、「北海道の馬文化」を紹介したい。  北海道においては、開拓時代から馬との

北海道遺産シリーズ(20)〜函館西部地区の街並み

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。 21個めの紹介。  歴史の授業で習った。幕末にペリーが黒船を率いて来航し、日本が鎖国を解き、開国を余儀なくされたこと。下田と箱館の2つの港を開くことになったこと。嘉永7年(1854年)のことだ。その一つが、ここ箱館の街。 その後、安政6年(18

X-T5 で北海道遺産遺産を撮る

 ちょっとだけ宣伝  僕のnoteでは、北海道遺産をめぐる記事も多く投稿している。その際に、フィルムシミュレーションがとても役に立っている。クラシッククロームやエテルナ、クラッシクネガなど、彩度を落とし気味の描写が歴史的な建物や場所を紹介するのに、うってつけなのである。 当初はX-T20で撮影してたが、X-T5に変わって、多彩な表現ができるようになった。 https://note.com/no54/n/n7eaa21b2ac0d カバー写真もこちらの記事から。 その他

北海道遺産シリーズ(19)〜五稜郭と箱館戦争の遺構

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。 20個目の紹介。 五稜郭と箱館戦争については、僕が語るまでもなく、文献やネットの情報がふんだんにある。ということでここは、chatGPTにお願いすることとする。 少しだけ補足すると、箱館戦争は明治元年(1868)10月に、榎本武揚らが五稜郭を占