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MAX130キロから常時130後半まで上げた方法

みなさん。こんにちは。本日は、野球のピッチャー向けの投稿となっています。

今回、話させていただく内容は、MAX130キロだった僕がどんなことをして、常時130キロ後半まで上げたのかを書いていこうと思います。参考になれば幸いです。

自己紹介と経歴


まず、僕の自己紹介と野球の経歴を話させてください。


 小学校1年生から野球を始めて、大学4年生まで野球をやらせて頂きました。

小中学校では、試合に出ていましたが、高校では3年間メンバー外で、公式戦も投げた事がない選手でした。

高校生の時の球速はMAXは130でした。そこからウエイトトレーニングや体の仕組みを勉強をしていき、大学3年生に上がった頃には、MAX143キロまで上げることができました。

 大学3年生の秋季リーグ戦では、入れ替え戦で完封することができ、入部当初の目標であった一部昇格に貢献することができました。 

球速の原理

 まず、僕が取り組んだことは、“球速の原理”を知るところから始めました。

本当に簡単にいうと、強く速く並進運動をして、着地足で止めて、その勢いを利用して投げるであったり、下半身が生んだパワーをロスなくボールに伝えるということです。

本当はもっと細かい部分はあるのですが、このような簡単な考え方でも、知ってるか知らないかで、大きく変わると思います。

ウエイトトレーニングの実施

 賛否両論はありますが、僕はウエイトトレーニングをゴリゴリやっていました。理由は、体からの出力が弱かったからです。

 極論ですが、MAX60キロスクワットできる人とMAX120キロスクワットできる人、どちらが体からの出力が高いと思いますか?圧倒的に後者ですよね。

 山本由伸投手はウエイトトレーニングをやらないことで有名ですが、それを補うだけの身体能力やら柔軟性やらが、備わっていると考えています。

 僕には、そんな身体能力や特別に体が柔らかいとかはなかったので、ウエイトトレーニングに励み、自分の“最大筋力”を上げることに励みました。

ウエイトトレーニングの目的

 投手の方に質問です。ウエイトトレーニングの目的はなんですか?なぜ、ウエイトトレーニングをしていますか?

 色々な意見があると思いますが、僕が考えるウエイトトレーニングの主な目的は、“最大筋力向上”“動作改善”です。

 最大筋力は、先ほど言った通り、最大筋力が高い方が体からの出力も上がるというお話をしました。

動作改善とはどういうことか?

 それはウエイトトレーニングで、自分ができていない動き、実現させたい動きをできるようにするということです。

 例えば、軸足の膝が早くから内に入ってしまい、地面を押す事ができていない事を改善したい場合。

僕は、横にスクワットをするイメージをします。そうすることで、膝が早くから内に入らず、しっかりと地面を押す事ができます。(イメージはサイドランジ)

 ウエイトトレーニング種目の一般的なスクワットの力のベクトルは上下ですが、横にスクワット(並進運動)とは、力のベクトルは横になります。

 ウエイトトレーニングでスクワットをする際に膝が内に入ったり、膝が外に逃げてしまったら、高重量は持てないですよね。

 高重量を持てないフォームで、大きなパワーは出ませんし、大きなパワーが出ないということは、速い球も投げれません。

 このように、ウエイトトレーニングとピッチングをリンクさせる考え方がとても重要になってきます。

 こういう考え方をすれば、ウエイトトレーニングの1つ1つの種目をしっかり意味を見出すことができます。

おわりに

 いかがでしたか。少しでも参考になったら嬉しいです。130後半は軸足の使い方やウエイトトレーニングをやっていたら、すぐに到達したので決して難しい数字ではないです。

 今回、MAX130キロから常時130後半まで上げた話をしました。

今後も140キロが出た要因や感覚、やっていた練習についても、皆様にシェアできたらなと思っています。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。質問やコメントも頂けると嬉しいです。

また読んで頂けると嬉しいです!








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