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Google I/O2024で見せたGeminiの本気、AGIへの道

oogleも負けていませんでした。アメリカ時間5月14日に行われた、Google I/OでGoogleの本気を垣間見ることができまいた。

OpenAIの追従ではなく、独自でAGIへの道を切り開いていくことが見えてきました。

今回は、Google I/O 2024でどのようなことが発表されたのかまとめます

Soraに対抗する動画生成AI

Google I/Oで発表されたSora対抗の動画生成AI「Veo」、まだ使えないけど以下のURLから生成サンプルを見たり、ウェイトリスト登録できます↓

Soraに比べると一貫性や解像度などの面で若干劣っている感は否めないけど、それでもRunwayやPikaなどよりは圧倒的に優れている。


【速報!】これはやばすぎる笑

Googleが発表した、新しい生成ビデオモデル「Veo」!!

高品質な1080pのクリップを60秒以上の長さで作成できます。

フォトリアリズムからシュールリアリズム、アニメーションまで、さまざまな映画スタイルに対応可能です。


GPT-4oよりも圧倒的なGeminiの性能

現段階でGoogle I/Oで一番大きい発表

Geminiの入力サイズ上限が200万トークンになる!

GPT-4oは12万程度なので,この部分は確かに圧倒的.


リアルタイムでAIと対話が可能


Google検索の精度が向上


GeminiでもGPTsと同じくカスタマイズ可能に


クリエイティブはGemini一択?!

Google I/Oまとめ 

・Gemini(200万トークン)

・Imagen 3(画像参照)

・Veo (動画参照)・

・Music AI Sandbox(恐らくテキストとYouTubeにある動画の情報を参照して作られる)

つまり、Googleさえ使えばクリエイティブが完結できることを提示している。


その他の機能

Google I/O 2024で発表された全部を簡単にまとめるとこちら

【徹底網羅】Google I/O 2024の発表内容まとめ

今回のイベントは、GoogleのGeminiモデルのアップデートや新機能の発表が中心でした。以下要点まとめです↓

・Gemma 2:27億パラメータモデルを6月にローンチ予定

・Google Play:新しい発見機能、Engage SDKの導入

・詐欺検出機能:Androidの未来バージョンに詐欺検出機能を追加予定Gemini Nanoを利用してリアルタイムで詐欺の会話パターンを検出

・Ask Photos:自然言語検索機能をGoogle Photosに追加予定

・Gemini AIのアップデート:Gmailでの検索、要約、メール作成、長文解析、リアルタイム音声チャット、ChromeとAndroidへの統合、Google Mapsへの統合

・Gemini 1.5 Flash:高速応答に特化

・Project Astra::マルチモーダルAIアシスタント

・Gemini Live:より自然な音声チャット機能

・Gems:カスタムチャットボット作成ツール

・TPU第6世代:4.7倍の性能向上とSparseCore第3世代の導入

・検索のAI強化:AI概要機能の一般公開と生成AIによる検索結果の整理

・Generative AIの進化:Imagen 3の発表、「Veo」テキストや画像、動画から1080p動画を生成

・Circle to Search:ジェスチャーで複雑な問題を解決

・Firebase Genkit:JavaScript/TypeScript用のAIアプリ開発キット

・Pixel 8a:新しいPixel 8aの発売、Tensor G3チップ搭載

・Pixel Slate:Pixelタブレット「Slate」のリリース

・Google Lens:動画を使った検索機能を追加

・SynthID:AI生成コンテンツのウォーターマーキング機能を強化

まとめ

Google I/O 2024では、Geminiの進化とGoogleのアプリケーションの融合を見ることができましたね。

Googleがクリエイティブの分野でも進出してきています。まさに、AGIに近いAIの登場に興奮が抑えきれない状況です。

また、検索でもAIにより精度が上がってくるため、ユーザーが本当に必要な情報にたどりつけるようになりますね。

検索の精度が上がるとSEO対策は無意味になる可能性はありますね。

今後どのような進化を見せるのか、楽しみです