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マイナンバー制度の行きつく先と国民の幸せ

政府が必死に推進しているマイナンバー制度。国民に何のメリットも提示されず、ひたすらポイントを付与するから紐づけろ、保険証を無くしてマイナンバーと統合せよと必死に推進しているこの政策は何のためにあるのかを解説します。

国と一部の企業のために全国民の個人情報を収集する

マイナンバー制度は徹底的に個人情報を収集し、それを国と一部の大企業が独占的に使えるようにします。個人情報を収集されることに関して、「すでに収集されて名簿に使われて出回ってるし、使われたってかまわないよ」という人も多いかと思います。しかし個人情報を管理された監視社会とは今の日本からは想像を超えた社会になります。イメージが湧かない場合はアニメ「PSYCHO-PASS」や「攻殻機動隊」が参考になります。

政府と企業が癒着して強制力を増す社会は国民のためにならない

政府は誰のために働いているのでしょうか?もはや国民のためというより、大企業のために働いていると言っても過言ではありません。その証拠にほとんどの国民が反対している消費税は実施され値上げされ、法人税は減税されています。上場企業の利益が過去最高を記録する一方、会社員の給料は全く上がらず、実質的な国民の所得は減少し貧しくなっています。そしてその税金の使い方は年々一方的に独裁的になっています。最近では国民のほとんどが反対をする安倍元首相の国葬は強行され、同じ日程で苦しんでいる静岡県静岡市の台風15号の影響による断水問題はほとんどメディアに露出されず、復旧に時間がかかり苦しんでいます。こんな大問題があるのにほったらかして国葬なんて何をやっていんだ!という批判を最小限にしたいという意図がうかがえます。

スマートシティというものをご存じでしょうか?一部の都市を実験的に、デジタル社会に対応させ、あらゆるサービスを効率化させるというものです。そこでは、全ての市民がマイナンバーを活用し、情報を一元管理し、行政とAmazonなど大手IT企業と連携して、サービスを提供する。当然支払いもデジタルウォレットに対応し、全てが効率的で無駄がない。メリットは多いように思えます。
しかし、全てがIDを通して紐づくということは、政府と大手IT企業(この後はまとめて政府という)に全てを把握されるいう事です。デメリットはないのでしょうか。政府が国民ではなく、国体や権威、国の威信のために動くとき、一部の国民は容易に弾圧されることになります。既に全国民の個人情報を保存するガバメントクラウドには全て外資系企業のAmazon、Google、Microsoft、Oracleが使われることが決定している。まるで敗戦国の戦勝国による分割統治のようです。

例えば政府が戦争を始めたいときに、戦争に反対をする国民がいたらどうなるでしょうか。ネットの検索ワード、SNSでのツイート、何にいいねしたか、購入した書籍は、戦争開始のニュースにどんなコメントを書いたのか、全てが紐づいた個人情報管理社会では容易に人の思想を把握することができます。そして、その人のIDを「青」から「黄」に変えるだけで、ネットのサービスは利用不可に、買い物にも制限がかかり、1週間以内に税務署が7年前の細かな税務申告の不備を理由に、出頭を命じるかもしれません。7年前はほとんど年収がなく、中古品をメルカリで販売して生活していただけかもしれないが、販売商品の仕入れ価格を証明するデータを揃えていなかっただけで「脱税」扱いとなり簡単に犯罪者にされてしまいます。

医療業界と政府が異常に癒着している場合にはこんなケースも考えられます。とある人が病気にかかり、個人の信条で拒否していた手術があるとします。しかしその手術は高額な上に、術後も永遠と薬を必要とし、失敗の確率もあるというものです。しかし厚生労働省がその手術を今月から「義務」にステータスを引き上げる。今までは「義務」ではなかったため、手術しないという選択をできていたが、「義務」となったからには、手術をせざるを得ない。しなければ、国民ステータスが引き下がり、連帯責任を帯びた「家族」の払うべき税金が増えてしまうのです。しかたなく手術をした結果。。。

信用スコアとは何なのか

マイナンバーやデジタル通貨を語る際で出てくる信用スコアという言葉。これは一旦何なのか。端的にいうと、信頼度の高い人かどうかを数字で誰でも表すということです。学力の高さを示す数値として、一般的に偏差値という言葉が用いられています。(本当は偏差値はそういう意味ではないが)
それと同様に、信用スコアが高ければ、借金をしてもしっかり返済できる、安心して不動産を貸せる、法律を犯すことがない、など良い人であることを示すために用いられると予想されます。とある国では「支払いが滞る」「トラブルを起こす」「ホテルの備品を持ち帰る」「レンタル品の未返却/期限超過/未精算」「交通違反」などで信用スコアが低下するようだ。しかしその数字計算のロジックは公開されておらずそれ以外にも、減点対象はあるだろうし、ある日突然スコアが落ちることもあるでしょう。
しかし、本当に使い道はそれだけでしょうか。例えば権力者が従わせたい事に従わせるために、信用スコアを乱用しないでしょうか。従わないなら信用スコアを落とすぞと。スコアを上下させることができる人が異常な権力を持ちはしないでしょうか。また、信用スコアが浸透した社会で、従来の現金のやりとりがなくなった場合に、信用スコアを落とすことは致命的です。バスや電車に乗れない、物が買えない、店に入れない、といった深刻な事態に陥ります。それ以外にも、ローンが使えない、就職に影響がある、結婚に支障をきたすなど多くの問題を抱える事となります。

マイナンバー制度に緊急事態条項が加わるともはや抵抗できない

今政府は緊急事態条項というものを憲法で制定しようとしています。何らかの緊急事態を政府が宣言するだけで、あらゆる法を無視して、なんでもできてしまうという悪法です。これは戦前の日本やナチス政権が乱用した法律と同じものです。
例えば、ある伝染病が流行りだし、町に1人でも陽性者がでるだけで、町全体をロックダウンする。家のいる人、会社にいる人、帰宅途中の車にいるひとは、それぞれその場所からの移動を禁止される。つまり自宅、会社、車の中で移動を禁止され、文字通り動くことを禁止される。例外はない。
何のためにロックダウンをしているのか理解はできないが、政府はそう言ったら従う以外に道はない。政府が検査をしろと言えば、仕事や他の事よりも最優先で検査を受けなければならない。
たまたま行ったことのあるお店から陽性者が一人でたというだけで、そのお店に行った人全ての人が感染者のように隔離され、強制的にバスで施設に収容されます。もちろん全員健康にも関わらず。

マイナンバーでID管理された社会で、政府が強大な権力を持つと、もう誰も政府に歯向かうことはできなくなります。政府に批判的な言論をSNSで呟いただけで信用スコアが減少する、ちょっとしたルールを破っただけでスコアが減少する、周りにルールを破りそうな人がいると密告するとスコアはアップする、こうしたことを繰り返し、人々はルールとスコアに縛られて政府に何も言えなくなります。

便利な社会が来ると思ったら、ルールこそが絶対の政府の思い通りの社会になった

気が付いたら、政府に反対する人はいなくなり、インターネット上の言論も統制され、マスメディアはさらに政府の広報機関となっていた。マイナンバーは浸透して全ての人は信用スコアを下げないように、必死に良い国民でいるようにがんばるようになっていました。
昔は信号無視をする人がたまにいたが、今ではそんな事をする人は何処にもいません。なぜなら、全ての交差点には顔認証監視カメラが設置されており、信号無視をする人は即座に警告され、信用スコアを落としてしまうからです。どんなに車が通らず、信号無視をしても問題ないと思われる場面においてもルールを無視することはできません。過去に自動配送ロボットを酒に酔っぱらっていたずらで蹴っ飛ばした事があったが、もうそんなことは絶対にできません。ロボットを見ると緊張してしまう。酒を飲むと誤って信用スコアを落とす人が続出したので、家族も酒はやめろといいます。ストレスが多い時代なので、自殺者がとても多いがどうしようもありません。ルールこそが絶対の社会が到来したのです。

人は考えることを止めて、制限の中の小さな幸せを大事にするようになった

友人の友人は先日、健康だったが、強制検査の結果陽性だったため隔離病棟という名の鉄格子の中に閉じこめられ、誕生日を迎えた。そんな中でも誕生日ケーキでお祝いをしてもらい、嬉しかったといいます。


さて、ここまで妄想とも思われる文章を書いてきましたが、これらは実はほぼ実話です。すでに、このような社会が実現している国があります。その国の名前はC国です。

じわじわとC国のようになりつつある日本。だがこの変化を一気に加速させようとする政治的な大きな動きが2つあります。一つは、保険証の廃止とマイナンバーカードの統合だ。もう一つが憲法改正。現在政府は地方自治体への交付金を盾にマイナンバーカードの推進に躍起だ。 普及率次第で交付金がカットされるとあっては、地方自治体もやらざるを得ない。

戦後77年にわたって日本を守ってきた現在の憲法。田中角栄は9条を盾にベトナム戦争への派兵を断ったことは有名だ。しかし、現行憲法の枠組みを超えて、政府が権力を持ちたいと望む今、憲法改正をしないと前へ進めません。最近やたらと外国の恐怖をメディアに煽られていませんか?そのたびに憲法改正が必要だといいます。政府が推進する憲法改正にはどんな意図があるのでしょうか。
ぜひみなさん一人ひとりが意識して、情報収集を行い、正しい判断をしてくれることを願います。筆者が書く憲法改正に関する記事はこちら。

ちなみにマイナンバーカードは返納することも可能です。返納して普及率を低下させ政府に再考をうながしましょう。ポイントに釣られてマイナンバーカードを作ろうとしている友人にぜひこの記事をシェアしてあげてください。

ルールこそ全て、という異常な社会がエスカレートすると。

お誕生日をお祝いしてもらえていますが、本当に幸せなのでしょうか。

ただ陽性者すれ違ったというだけで、健康な多くの人が突然生活を奪われ強制的に施設に連行されます。

強制ロックダウンをされて、自宅マンションから移動不能になった人達が叫んでいます。

日本とC国は違う!、そんな事にはならないという人はぜひこの本音トークをご覧ください。なぜ日本はC国のようにならないと断言できるのか。

自分の行いたくない医療行為が強制されたらどのような悲劇となるか。

この記事を執筆するにあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。http://hcg-mkt.com/post-3246


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