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ユングを詠む_(015)『タイプ論』の用語定義

ユング沼にハマった。

ユングの『タイプ論』[1]を読んでるが、本当に言葉の定義が丁寧というか深いというか難しい。

目次から拾うとこうだ。

第11章 定  義・・・・440

抽象・・・442
激情・・・443
情調・・・444
アニムス・アニマ・・・445
統覚・・・ 445
太古性・・・445
元型・・・445
同化・・・446
意識・・・446
イメージ・・・447
思考・・・452
分化・・・454
異化・・・454
感情移入・・・454
構え・・・455
情動・・・458
感覚・・・458
エナンティオドロミー・・・460
外向・・・461
感情・・・462
機能・・・465
思考内容・・・465
感情内容・・・466
自我・・・466
理念・・・466
同一化・・・469
同一性・・・470
想像・・・471
個性・・・471
個性化・・・472
個人・・・474
知性・・・474
取り込み・・・474
内向・・・475
直観・・・475
非合理的・・・477
集合的・・・478
補償・・・479
具象性・・・480
構成的・・・482
リピドー・・・484
権力コンプレックス・・・484
劣等機能・・・484
客観段階・・・486
方向づけ・・・486
「神秘的融即」・・・486
ペルソナ・・・487
夢想・・・487
投影・・・494
心・・・495
合理的・・・495
還元的・・・496
こころ(ゼーレ)・・・497
こころ(ゼーレ)の像・・・503
自己・・・506
主観段階・・・507
シンボル・・・508
総合的・・・516
超越機能・・・
衝動・・・516
タイプ・・・517
無意識・・・518
意志・・・520

[1]

例えばこんな用語が違う。

内向とか外向は世間的な意味とは違う。心的エネルギーすなわちリピドーがどこを向いているかを指す。

リピドーもフロイトの用語より範囲が広い。フロイトはエロスに関する今年か眼中になかったが、ユングでは心的エネルギーのことだそう。心的エネルギーとは心的な出来事の強さであり、その心理的価値である、
云々。詳細は[2]。これはまだ、手が出ません。

それから、タイプの4つの機能の1つにしても主機能と訳す人もいれば優越機能と訳す人もいたりと小異としてしまっていいのやら?

これら定義の全部に感想を書いていたら本編に入れないので、本編で出てきたら注釈しよう。注釈書くのも大変だけど。

ユングの内面の世界は面白いのは違いないな。


参考文献[1] 『タイプ論』https://amzn.asia/d/2t5symt
参考文献[2]ユング『リピドーの変容と象徴』119p


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