『脱出老人』 - 水谷竹秀

 6割くらい読んで中断。あまり面白くなかった。序盤は興味深く読んでいたのだが。個別の話があまりに多過ぎる。サンプルを数百人集めて全体像が浮かび上がってくるわけでもないし、個々の人の人生に深く踏み込んでいるわけでもない。
 飽きずに読書する秘訣はこうやって無責任に投げ出し、なるべく著作に対して不誠実になることだ。どんな趣味であれ自分にとって単なる負担になってしまったら続かないし意味がない。時間の無駄というやつだ。

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