見出し画像

神戸観戦紀行

スタジアム到着

すぐにイニエスタ選手

どこへ歩いても、イニエスタ選手

何を楽しみにスタジアムへ来ているかよく分かっている。

2018シーズン、ヴィッセル神戸のホームゲームに行ったのは2試合。
どちらも、すぐにチケットが完売した一戦。

11月10日
ヴィッセル神戸 vs サガン鳥栖
イニエスタ選手とフェルナンド・トーレス選手の対決で注目された一戦。

12月1日
ヴィッセル神戸 vs ベガルタ仙台
J1リーグ最終戦。

サッカークラブは「広告料、入場料、物販」の3本柱で運営をしている。
神戸は、この3本柱を見事に伸ばしていた。

広告料

新神戸駅で流れている「ようこそ神戸へ」の動画に、イニエスタ選手が登場したときには驚いた。

これを見ただけで、成功だなって感じる。
「神戸」という街を盛り上げるために、ヴィッセル神戸を活用する。
これは、いまどのJリーグクラブもやりたいことだ。

更に海外メディアにも数多く露出されているようだ。

これは、Jリーグにとっても大きなメリットになった。

入場料

最終戦となる仙台戦は、特別に設置されたピッチレベルの客席で観戦。
こちらの席、チケットは「10,000円」。

最終戦特別企画として、メインスタンド北側のピッチレベルに、「ピッチサイドシート」が登場!
大注目のこの試合を、特別なお席でぜひ体感ください!
(ヴィッセル神戸ホームページより抜粋)

ピッチ全体を見渡したい人が多いと思うし、ぼくもサッカーは全体を見たい人だけど、実に面白かった。
イニエスタ選手の吸い付くようなトラップ、インサイドパスのスピード、選手たちの声、これらを生で感じながら試合を楽しむことも最高だ。

ヴィッセル神戸は、7月からチケット価格が変動する「ダイナミックプライシング」を導入している。
海外では以前から導入されている仕組みで、対戦相手・チーム状況・天候などで、チケットの販売価格が変動する。

2018シーズン途中から川崎フロンターレも導入をしている。
これは素晴らしい取り組み。

クラブの収益に繋がる、転売防止になるなどもあるが、「購入者が、より試合を楽しむ」ように感じた。
1万円を支払っているというステータスであったり、(損をしたくないから)良い面を探す所であったり、あとはSNSで発信できることも大きい。

物販

サガン鳥栖との一戦では、イニエスタ選手とF・トーレス選手のオリジナルグッズが販売されていた。
(デザインは、もう少し格好よくできた気がするけれど…)素晴らしい仕掛け。どのグッズも続々と完売していた。

グッズ売場はいくつか用意されていて、イニエスタ選手のグッズだけを販売しているブースも。いやはや、凄いな。

スタジアムに新たに設置されたのは「イニエスタBAR」
イニエスタワインを飲みながら、ピンチョス(スペインの代表的なおつまみ)などを食べられる。
いい雰囲気で、いい値段の食事を楽しむ場所。

毎試合なのか分からないけれど、この日はキャッシュレス。
お釣りの対応などをしているとスピードが落ちるしね、楽天Edyを登録するきっかけにもなる。


スタープレイヤーを獲得したことも凄いけれど、しっかりビジネスに繋げられているところが、これからのJリーグの発展に繋がる。

そして新たに、ビジャも来るヴィッセル神戸。
もっともっと多くの人をワクワクさせる仕掛けを楽しみにしている。

そして、そこに引っ張られて新たな挑戦をするクラブが増えるシーズンになると良いな。


それでは、のも でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?