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雉眞 稔という人

10月から放送が始まった
NHK朝の連続テレビ小説

カムカムエヴリバディ

その中の主要人物である
雉眞 稔
わたしは今、彼に翻弄されている
と、言うのも 雉眞 稔 という人の
中の人(という言い方をさせていただく)は
先日あげた通り SixTONESの松村北斗 である
放送が始まるまでは松村北斗が出るから
朝ドラは毎回見ている訳ではないし
朝の忙しい15分を割くだなんて…
と思うタチなものなのであまり期待はしていなかった
おそらく彼が出なくなったら見ないだろうとも思っていた


しかし、放送が始まり話を追うごとに
なんともテンポの心地良いストーリー展開
朝ドラ特有の人情溢れる空気感
そしてなんと言っても醍醐味とも言える食事
過去に「ごちそうさん」を見ていたこともあり
食事の美味しそうさは知っていたが
1週目からおはぎが食べたくて仕方なかった

そして1925年から始まる今作には
現代に生きる我々には歴史として語り継がれる
第二次世界大戦前・戦時中・戦後のシーンが
描かれており話が進む度に
明日には、来週には、と
カウントダウンをしてしまう自分がいる


その中で 雉眞 稔 は昭和がとても似合う
イケメンよりハンサムが似合う
こんな人が現れたら誰だって好きになっちゃうよ
と思うような出で立ちなのである
(松村北斗という人はイケメンが似合い令和に溶け込んでいる)
初めは彼の昭和の演技を見て
頑張って朝ドラ俳優をしているなぁ
と思っていたのだけれど
気が付いたら 雉眞 稔 そのものの虜だった
松村北斗が出るからではなく雉眞稔が出るから見る
そんな風に思える程彼の昭和の演技が魅力的なのだ


西日本の人間ではあるものの岡山弁に触れることはなく
芸人 千鳥の話す岡山弁か
ノギザカスキッツで度々出てきた
ちばけとったらおえんで ぐらいなものであった
初めは古臭い男訛りな話し方だなぁと
思っていたが僅か3週間たらずで
イントネーションが移りかけている
それ程に新鮮な体験なのだ


これまでの彼の台詞や周りの台詞
今後のストーリー展開を考えると
わたしの心にある
雉眞稔への恋心は伝える術もなく消えていくだろう


今週から彼は戦地へ赴きます
後を追うように彼の弟も
歴史が変えられるのならこんな馬鹿なことを
直ぐにでも止めさせ誰も無駄な血を流さない
そんな未来を作りたい
現実問題過去は変えられないから
これから起こるかもしれないと言われる
第三次世界大戦を起こさないよう
被爆国として伝えられることを伝えられるよう
争いを生まない世界をと
誰もが自然にそう思える時代を生きていきたい


どこの国とも自由に行き来できる。どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。僕らの子どもには、そんな世界を生きてほしい。ひなたの道を歩いてほしい。

稔のこの言葉を胸に大事に、そんな世界を


では、また