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A3!9幕を読みました

読み終わって今もう、ほとんど“面白かった”ことしか言えません…ってくらい面白くて3部待ってた甲斐があった……と今とても幸せな気持ちです。

今回メインストーリーに出てくるキャラクターの視点とバランスがとても良かったように感じて、ミックス公演も6人良いな〜〜って素直に感動しました。

咀嚼と消化は当然これからなんですけど
初回読み終わった感想をザッと。ネタバレ有

キャラクターをどんどん好きになる

9幕前に色々散りばめられた不穏を全部ひっくり返すような…!びっくりしました!
志太のキャラが凄く気さくで良い意味で裏切られ!!
莇との仲もかなり険悪だったのかな…と思ったら会ってみたらいつもの調子に戻って…。きっと会うまではドキドキだったのかもしれないけど、お互い気が知れている仲っていうのがとっても沁み安心しました。
九門と山口がちゃんと交流ありそうなとこも書かれててよかったです。
エースリーは意外と人間関係って大丈夫なんだよってことを教えてくれるので胸にきます……

そしてGOD座メンツ、もう、こんな 大好きになってしまいますね…。志太を中心に新しい風が吹き抜ける感じが本当に良くて、円の笑顔見た時うっかり涙が出てました…彼にも救いがあって本当に良かった。

そして晴翔がトップを降格する形だったのに思った以上に落ち着いた対応しててかなり見直したというか、彼のしっかりした部分が存分に描かれてたのが今回凄く印象的になりました。
GOD座の今までの描かれ方は本当に側面でしかなかったなという気持ちです。

真澄と円の絡みも今後ありそうでワクワクしますね!

とにかく、そことそこが繋がるか〜!ってもう読みながらずっと騒ぎ楽しんで読んでました。様々に絡み合う人間関係が楽しいなぁ


レニ氏の幸夫への想いが凄…

最初公開されてた文章に肉付けされていくんだなぁ〜ってワクワクしながら追ってました。

最終的に目指す目的が幸夫とレニ氏の中では違ったということも、レニの中できちんと認識してたんだな…っていうのも分かって個人的にはスッキリしたというか。
それでも役者である幸夫に焦がれて今も魅了されてるんだな……っていうしがらみが堪んなく好きですね……本当に罪深い…

志太の「誰になってほしいんですか?」の発言等非常に興奮しながらドキドキ読んでいました(趣向)

今までしてきた事が許される訳ではないけどそれでも舞台を通して改心してくれたのはやっぱりエースリーという感じでよかったです。(結構改心っぷりがあっさり描かれてはいましたが…)
これから良い形で劇団として切磋琢磨してくれると良いな〜〜

いろんな形ではあるけれど、エースリーがどこまでも”演劇“に魅了される人たちを書いてくれるのが、一貫してて大好きです。


劇団員達の成長の姿

面々の新たな生活の中でガイがバーを始めるあたりはとっても驚いてましたが、生活だけでなく一人ひとり、また関係性の変化も凄く成長したなぁって感じました。

挑戦状来ても紬が堂々としてたり、太一が今までのことを振り返って改めてGOD座に向き直ったり…主演準主演はもう言わずもがなですね…最高。

綴がシナリオについて話してたところも大好きです。(聞きながらこっちも照れてました)

誉の悪魔に対する思考みたいなところでは芸術を愛していること、彼の思考と言葉の深さがより伝わってきてましたね。(コラム原稿に追われてるのもかわいかったですね)

万里と十座が意外と喧嘩しながらもきちんと考えを持ってフォローしてる様子見てると1部の若さがちょっと懐かしくなったりしてました…笑
今後喧嘩してた初代メンバーとも絡むのかなと楽しみです。

左京が臣と莇をご飯に連れて行ったり、ガイと丞と紬がお酒を飲んだり……キャラクター同士が日常の中で生きてる描写もふんだんにあって、その中から気づきが生まれているのもどうしようもなく、彼らの鼓動と呼吸を感じて愛おしいです。


今ザッと振り返りだったのでまだまだ感想出てきそうだな〜と思います。
霞氏の終盤のかわいいお顔が忘れられないまま、MANパニに来訪したレニ氏、九角(本当にどうなってしまうんだ)、円、とそして三角がどう出るかも気になり…大ボリュームだったのにまだまだ楽しみがあると思うと…!!
なんて手厚いコンテンツなんだ、と本日も感謝いたします。
10幕楽しみだなーーー!しあわせです。

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