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印象→抽象→0

科学も芸術も究極は真理の探求。

小山良修

この言葉は、洋画家だった祖父から聴いて、師の言葉であると。

私もなんとなく無意識的に、そう生きてきたなと思います。


アートをやる道筋にもいろいろとあると思いますが、究極は自分が何に興味があるかですよね~。

私は真理の探求。死ぬまで楽しめるエンターテイメントですね~。

アートとの出会いに感謝。人生が豊かに楽しくなりました。

建築家であり作庭家であり茶人(総合芸術家)であり、戦国武将でもあった小堀遠州は、

江戸のダ・ヴィンチと呼ばれることもありますが

(江戸のダヴィンチと呼ばれる発明家やアイデア職人は何人かいますが、小堀遠州もそのひとりですね~。江戸のダヴィンチとの呼び名は、西洋文脈が主流の意識には感じますけど)


小堀遠州にしても、レオナルド・ダ・ヴィンチにしても、真理の探求をしていましたかね~。

目指すというより、あり方として、

ただなんとなく、

気張ることなく、

今後もそう生きてくだろうなと思います。

原理、摂理、真理。

社会の圧力から脱して、

力まず、

等身大。

「脱力」、自分を取り戻す道。

吾唯足知。

もの・足りなさ、、、に何を見出だすか?

?・Q。

想像の余白。

心の姿勢。

今週で終わってしまう展覧会ですが、



アーティゾン美術館で開催中の

「抽象表現」を探求する展覧会が大変素晴らしかったです~。



1日あっても足りないかもしれない
ぐらいのボリューム。


とんでもなくオススメです。

まんぷく、満足です。


けど、おかわり。

印象派の登場によって近代美術が切り開かれ、

具象から印象、抽象へ。セザンヌ、ピカソ、マティスの登場。

近代美術の「抽象」表現の発明。

さて、現代アートは?

「抽象表現」について考える時、いつも考えます。

印象→抽象、、、、その先は?

ポール・セザンヌ作

『サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール』

アーティゾン美術館はやっぱりこのセザンヌのキュビスムの芽生えが観れるのも素晴らしいですよね~。

セザンヌがパリから故郷に帰って、

故郷の山を見つめるなかで、

キュビスム的な発見をしていったプロセスが好きです。

セザンヌは、既存の社会の支配的な価値から脱して、次の時代の芸術を見つめていたのでしょうか。

たった1枚のりんごの絵で、パリの伝統文脈をひっくり返した発明。しかもそれは革命というよりも、

真理を解き明かす、伝統文脈の流れを大きく前に進めるアート(すべて仮説ですが)。

遠景レンズで、近景Zoom。

平面化する風景。


平面化して強調される質感。


複数の構図の多視点を重ねて連続。

2次元上で、3次元のモチーフの、

形・色・質感の3つの軸を設定する。

2次元上に物質のゴロッとしたボリュームの視覚効果が現れる、具象的な表現。

こうした伝統的な絵画のルールから、

脱構築。

抽象絵画は、伝統的な絵画のルールを大きく変える、

一手だったのかもしれませんね。

自分でルールを設定する(プロセス・道を作る)。


ゼロベースクリエイティブからの学びです。


子ども達の「あそび」もその多くが自分でルール設定した「あそび」。

 
子ども達は自分で遊びのルール作ることが多いですよね、

鬼ごっこしてて掴まえたら「いまバリアしてたから、無効だよ~」って。

なんだ、そのルールは~(笑)


けど、やっぱりそこに子ども達の豊かな想像力&クリエイティブがあるように考えます。



大人になるにつれ素直にルールに従っていきますが、

人が疎外感を感じたり、

誰かが排除されるようなルールなら、

そこに疑問を持っていいし、

おかしいことは言った方がいいじゃないですか。


何事も弱い方が悪者にされますが、望むところでしょう。


弱さを生かして、脱力して、等身大であるがまま。


既知と既知を組み合わせて未踏ゼロベースクリエイティブ。

脱力した「あそび」のなかで、、

原寸場面に等身大。

こころ、あるがままに、オートマティスム。

形と色は無意識的に、自然と生じてきますね。

そこで、

「質感」のルール設定を自分なりのものにしてみる。

オリジナルのアート。

そんな仮説をいま立てています。

形と色は誰でも生じてくる。だから、質感にオリジナリティのアイデア。

それで作っているのが、

遊びと美術を「be」で編んで集めて、

「あそbeじゅつ」なのです~

アーティゾン美術館、素晴らしいですよ~。

とてもオススメです。あと、1週間で終わってしまいますが。

1日中過ごせて、とんでもない学びの宝庫。

今週末まで。


得たものがとても多いので、

まだ自分のなかで思考と感覚の、連結結合が完了していません。

くるくる回ってるとこです。

ロード中。いまは道の中。


まとまったら、続きを書こうと思います~。

アーティゾン美術館の今回の企画展終了後に、noteへ思考をアップロードします~楽しすぎてキュルキュルキュと回転中。

自然黄金比フィボナッチ数列のテンポで、思考の弾みがはじけたらいいですね~。

アーティゾン美術館。

アンドレ・ドラン
『女の頭部』
アーティゾン美術館。

アンリ・マティス
『画室の裸婦』
アーティゾン美術館。

アンリ・マティス
『コリウール』


モーリス・ド・ヴラマンク
『色彩のシンフォニー(花)』

※写真撮影可能な作品も多いです~。

やっぱり、フォーヴィスムの作家が好きですね~。マティスとかヴラマンクとか、さいこーすぎ。

さいこーですよね~。美術館にいるだけで幸せな気分になれちゃう。

読んでいただきありがとうございます。

Switchを買って、ついにゼルダを買いました~。なに、この神ゲー。もっと早くにやっておけば良かった~。最新作まで追い付かねば。

『ブレスオブザワイルド』。エンターテイメント研究も深めて、環境カードゲーム開発もしていきます。

長岡花火ドラゴンズ。

これはスクショですが、

ドラゴンポスターも作りますよ~。

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