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だっこころ
栄養とからだ
先日とても素晴らしい講演と絵本の読み聞かせを体験しました。
こちらの絵本の著者そうた君の絵本の読み聞かせと、そのお母さん入江まりさんの講演です。
そうた君の絵本の中で、
「心の抱っこ」という素敵な言葉がでてくるんです。
そうた君のお母さんは、保健師さんで、
お母さんが大学院生の時に、ちょうど発達障がいという概念が出始めた頃で、
様々な知見を学んでいたそうです。
そうた君に発達障がいがあることが分かり、
発達障がいについてもう一度さまざまに調べていたときに、
20年ぐらい前、自分が大学院で学んでた頃から定義はほとんど変わっていなく、
むかしは、そうた君と、目を合わせての会話も出来なかったそうで、
この子はわたしの声かけにたいして、目を合わさない、反応しない、、、
医師からは自閉症やADHDの診断、、
医療や福祉も、自分が習った発達障がいの定義から何年も前と全然変わっていない、、、
医師からは薬を出されるか、大変ですね、
頑張っての一言だけ、、
この子と心通わせる人生を諦めたくなかった。
、
すごく深い重みがありました。
全てのお母さんがきっとそうでしょうね、お父さんも。我が子への気持ちに、
それぞれに、すごく深く、切実な、何度も考えた、にじみ出る、
本物の言葉がきっとたくさんありますよね。
発達障がいの診断、
服薬治療等の対処療法の選択肢しかないことが多い現状、
医療がご家族の絶望になってしまっていないか?自身も保健師である入江まりさんは考えたそうで。
医療の対処療法とは異なる、、
なにかできることが、、。
たどり着いた1つの仮説が、、、、、
発達障がいではなく、
「栄養の代謝機能障がい」
そうた君のお母さんは、栄養療法に取り組まれていて、
現代の生活環境に存在する人体への毒となる物質や、
自閉症の子が神経炎症物質をためやすい体質であることなど、
様々な仮説を発見し、栄養療法の実践に取り組まれています。
発達障がいの診断ある人は、
そもそもで体質として、身体にためこみやすい物質がある
(神経炎症物質。化学物質、添加物、、様々)、
そのために栄養管理を行って、
環境毒に溢れる現代の生活環境において、食で「解毒する」という感覚で栄養療法に取り組まれている。
現代の医療で主流になることの多い、
「薬で対症療法」的に治療をするというよりも、
「食で生活習慣」的に身体を自然な状態へ戻していく、解毒していくケアのあり方。
そして、栄養療法を続けた結果、
そうた君は5才で発達障がいの診断がなくなり、
いまはお母さんと目を合わせて元気にしゃべり、絵本作家になっている。
発達障がいというか、
「栄養の代謝機能障がい」だったのではないか?
そうた君のお母さんは、仮説を持ってらっしゃいました。
目が合わなかったそうた君と、目を合わせて話せるようになっていった。
発達障がいの診断のため、脳波のテスト等もありますが、
わたしも専門医のところへ行き、発達障がいの脳波テストを受けてみました、
医師が語る発達障がいの定義や診断基準、
自分の脳波の形や科学の表現方法を観てみたかったので、、
じっくり質問しました。
ドクターの解説によると、
発達障がいは「神経回路の発達」において、
神経伝達回路。
つうじょう、神経回路は子どもの頃は様々に枝分かれし、分裂しつつ、それぞれが連結して繋がった状態だが、
大人へと成長する中で、
その何通りにも分裂しつつ連結している神経回路が、数本に収束していき、情報にしっかりとした分別ができていく、
認識・認知がスムーズにいく、そうした大人の脳の発達になっていくと考えられていると。
※注ドクターの説明を聴いた私の解釈です。
※脳の神経回路の子どもから大人への発達に関して、子ども達の自由な発想力の秘密を科学的な理屈付けとして、理解するにはある程度しっくりくる考え方だなと考えます。
大人のクリエイターが出すアイデアは、この子どもの頃の神経回路の状態を意識的に作り出しているのかなと。既知と未知、未知と未知を繋げたり。
発達障がいの診断がでる人は、
この神経回路の発達が、子どもの頃のように連結したままだったり、神経回路が独自の結び付き方をしている場合がある、、
。
なので脳波の出方で、その神経回路の発達を調べる、
可視化してみる検査方法があると。
この脳波の、この部分への出方は、
ADHD、ASDと、
ある程度の判断基準があるそうです。
わたしは右脳前頭葉にとても大きな脳波の反応があり、
ADHDグレーゾーンと、このときの脳波の状態では
言われました
ね
。
ただ、脳波で診断はもちろんできません。
こうした脳波の検査や、日常生活に様々な困りごとがあったり、
様々な要因から、発達障がいやグレーゾーンとドクターの診断があったりするわけですが、、
脳波の検査に関しては、
まず高額であること、さらにその先の治療代も話を聴く限りではかなり高額ですので、
慎重な判断が必要になります、
ドクターからしっかりとした説明を聴いて、
ほんとにその治療に同意できる場合のみにした方がいいです。当然ですが。
1人ひとりに適切なケアがあると思いますので、
また、脳波の検査に関して、
脳波でどの程度わかるのか、
脳波ってそもそもいつも一定なものなのだろうか?
そうした疑問もあります。
寝起きの脳波は?寝不足のときは?体調が悪いときは?
検査でいっときの脳波の状態は分かるのでしょうし、判断基準になりえるものと思いますが、
それが日常いつもその状態ではないでしょうし、
やはり、一時の対処療法よりも、
日常のそれぞれの様々な場面への対応、
生活習慣すべてを通したケアが必要であると私は考えます。
そのケアも発展段階にある状況。
「自閉症スペクトラム」という表現や、
「ニューロダイバーシティ」という考え方が出てきていますが、
多様性や公平性を考えていくために、何が必要なのか、常に問いを持っていきたいと思います。
もちろん、
発達に凸凹があると言われる部分で、
日常生活に困り事がある場合、
その日常生活での困りごとの部分はもちろん社会のなかで適切なケアが受けられること、
その体制が社会環境において作られていくために、医療や福祉、おおくの人の連携が必要であるのは当然。
神経回路の発達(神経、認知、感覚?)
についての仮説というか、
そうした脳、神経伝達の「状態」が、
発達障がいと診断されたり、呼ばれることがある。
そう認識すると、
発達障がいとは、障がい特性というよりも
、
「その人の、いま現在の状態」といった方がしっくりくるわけですよね。
そうた君のお母さん入江まりさんも、
発達障がいは「いまその状態なんでしょう」と考えていると話されてました。
医療は絶対ではなく、「診断名の人」にならないでほしいと。
寄り添って考えてみる。
特定の物質を身体へ、ためこみやすかったり、
それによって神経炎症物質が起こす様々な作用がある、
それは代謝機能の障がい?であり、
発達障がいと診断される人は体質的・身体機能的に、そうした弱い部分がある
(代謝機能とか)
そのため発達障がいと現在呼ばれている「状態」に
なりやすかったりもすると
、
多視点多面的に考え続けたいと思います。
わたしも自閉症の人と(子ども達も大人の方々も)お話したり、アート作品作ることも今までたくさんありましたが、
皆さんと「目が合わない」という感覚は、
たしかにそういう時があるのは体感としてよく分かる気がします、
「会話のキャッチボールが難しい場面がある」のは、現場においてはよくある場面かもしれません。
(少しだけ、心通えたと思う感覚も、もちろん何度もありますが)、
ここで発達障がいの「特性」とだけ考えるよりも、
栄養の代謝機能が何かしらの要因で弱まっている状態、
または先天的な体質として代謝機能があまり強くない
(神経炎症物質等を身体にためこみやすい、その上現代の生活環境は、そうした神経に炎症を起こす物質で溢れている)。
そう考えてみる。
神経炎症物質がたまりやすい体質の人がいること(それにより、特定の神経伝達が弱まりやすかったり、過敏だったりするなど)、
また、現代の生活環境は神経を炎症させる環境毒に溢れていること(電波、添加物、、さまざま)、
そうた君のお母さん入江まりさんの発達障がいは、「栄養の代謝機能の障がい?」という仮説に、
新しいケアや理解の広まりの、大きな可能性を感じました
こうした療法が実証され、それが認知されて、
保険適用とか、
目指したいです。
食の生活習慣が健康な(全人的な意味での健康としても)
身体を作る。
そうた君の絵本と、そうた君のお母さん入江まりさんのお話、たいへん素晴らしかったです、
全国的に活動されてますが、機会ありましたら、皆さんぜひオススメいたします。
そうた君の絵本も素晴らしいです、
そうた君は、
「抱っこは世界を救う」
と言っていました、素敵すぎる。
「だっこ~」とハグしてくれて、
とてもあたたかく。
身をもって、わたしも平和で穏やかになる感情を感じました。
心の抱っこ。
だっこころ~
激オススメ絵本です。
「あしがとう」という素敵ワードもでてきます!
※だっこがしたい足くん、なので。ありがとう。あしがとう。パンダフル(ワンダフル)も出てきます。流行らせてください~わたしも広めます。
そうた君も何度も言ってました、
あしがとう。
歳が近く、仲のいいダウン症の人と、
アート作品とか作ってるのですが、
彼が屁を連発してこいてた時に、
これじゃあ、
「こきがとう(ありがとう)だね」なんて言って、
2人で爆笑してたことがあるので、、
こんど、そうた君にあったら、
「こきがとう」もオススメとぜひお伝えしたい!
そうた君、あしがとう!
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