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コンセプチュアル・インテリアランドスケープ01「昭和の家庭風景」
コンセプチュアルなインテリアランドスケープを作りました。
コンセプチュアルなインテリアランドスケープ。
コンセプトに基づいて風景をデザインし、
インテリアとして出力するデザインです。
今回のコンセプトは「昭和の家庭風景」
「家・庭」という庭の風景。
さっそく、完成品。
![](https://assets.st-note.com/img/1684376002280-xRLBpYu1hb.jpg?width=800)
桐板に畳と障子を市松模様でデザインしました~、
。
材料
・畳(ハサミでカット出来るもの。ござとかでも)
・障子紙
・きり板
・自分のイメージする昭和っぽい平たいもの
・のり
・ハサミ
障子
畳
。
昭和っぽい家庭風景。私もあまり知りませんが、
祖父の家や、京都や古民家へ行くと、
やはり昭和の日本的な家庭という庭の風景
に安らぎや懐かしさを感じます。
ちゃぶ台とかもそうですよね。
その風景をインテリアとして再構成してデザイン出来ないかな~と考えて、コンセプトを設計です。
制作シークエンス
01 材料を自分の好きな形にカットする。
02 桐板の平面上で、01材料のレイアウト・デザインを決める。
03 のりで貼る
※桐板はホームセンターに1枚200~500円ぐらいで売ってますよ。
デザイン例です。
制作時のポイントは、障子の紙を貼り付ける時の
のり付けの量や形ですね、
面白い模様がいいですよね~。
もちろん、障子に穴あけて貼ったり、
障子にラクガキしてもいいですし、
畳もそう。
平面上のデザインパターンも市松模様でなくとも、
もちろん自由ですね。
昭和っぽい家庭風景をオリジナルのコンポジション(再構成)で作ってみましょう。
完成したら、部屋に飾ってみます。
茶室のインテリアにもいいと思うんですよね、居間、客間とか。旅館にもいいかも。
高齢者の方の施設に、空間のインテリアとしてもいいと思うんですよね~。フロアとか食堂に。昭和の心象的な家庭風景。
認知症の方だとアート作品やインテリア植物を口に入れて食べてしまう可能性があると、よく現場からご指摘受けて学ばさせていただいてますが、
部屋の上の方に飾るインテリアとして連続させるなら、
障子、畳、桐の色彩やテクスチャーを空間中で感じられると思いますし、設置も桐だから軽いし、カンタン自由ですよ~。
でしょうし、
障子紙にはお孫さんのラクガキでもいいですね、
穴開けたり、
お爺ちゃんの部屋のインテリアには、
例えば市松模様の障子紙のパターンに、
毎日ご飯を作ってくれたお婆ちゃんの手の指紋
で(絵の具つけて)障子紙をデザインするとか、
口紅つけてお婆ちゃんが障子にチュッとやるのもいいかも、
爺ちゃんの部屋に飾るのだ~じいちゃんきっと元気になる。
身体が馴染む風景を福祉環境の時間軸にデザイン
して、
その人にとっての空間の心地よさが増えていくといいなと思うのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1684372670961-4pv9yaeUfR.jpg?width=800)
どこへでも持ち運べるコンセプト風景
です。
桐なので軽いですし。
いぐさの香りもしますよ~。
フィトンチッド。香りの風景。
触覚的にも面白いですよ。
スマホのように持ち運べるコンセプト。
コンセプチュアルインテリアランドスケープは、デザインコンセプトと制作シークエンスのみこちらで設計図を描き、
あとは、作る人が好きにデザインするインテリア作り。
今回のコンセプトでは、「桐板に貼る」のだけ共通点ですが、桐板上のデザインパターンはそれぞれ様々な差異が現れますね。
差異と共通点。東京都の文化プロジェクトで海外アーティストが感じた問いでもあり、私もワークショップに取り込んでデザインしています。
面白いですよ~。もちろん、市松模様で貼ってみてもいいですし。
コンセプト・アイデア
をご紹介します。
読んでいただきありがとうございます。
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