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後輩育成始めました

この記事はきったんさん「すごくない」kintoneアドベントカレンダーの11日目の記事です。

ついに脱一人管理者

総務課にkintone担当を任命してもらいました。
既に動き始めている複数年度にわたる巨大プロジェクトの影響で自分がどこまで今のレスポンス力でkintone関係の要望・トラブル対応ができるかわからないので、現在kintone利用中かつ利用拡大を考えてくれている総務課長に相談したところ、意外とすんなり決まりました。
今後は彼が自分で総務課内のアプリをメンテナンス・新規作成できるのをゴールに育成をしています。

試行錯誤の新人育成

kintone担当が増えた!と喜んでばかりもいられません。ちゃんと育てないと!でも、育成なんてやったことありません。
ある程度システムやデータベースの知識があった自分と同じことをさせてもダメだろうし、まずは何から教えれば・・・?

とりあえず、kintone SIGNPOSTにもあるように「kintoneはkintone」ということで、スレッドやレコードのコメントなど今の総務課では使っていない機能を重点的に利用者側の機能をおさらい、そしてアプリ作成等の管理側の機能を教えて行くことに。
とは言え、普段から現場からの電話がジャンジャン鳴って教育の時間を長時間は確保しにくいのでやり方を考えねば・・・。

ということで作ってみました、練習用の非公開スペースと課題アプリ。
コミュニティの方の話を聞いていると「練習・試作中のアプリを見られたくない」という意見がチラホラあったのでスペースは非公開に。そして、何から手をつけていいかわからない状態を避けるために課題アプリで今やることを明確に。

実際のアプリに登録してある課題

進捗をラジオボタンで管理して、アクセス権で今挑戦中の課題だけ見えるように。
新しい課題の前には5〜30分くらい講義の時間をとって、それからチャレンジしてもらいました。講義の後でも説明に使ったヘルプページなどを振り返られるようにレコード内にちゃんとリンクも忘れずに。
できたと判断したら進捗を変えて次の課題を見えるようにというのを僕の方で手作業でw

ヘルプへのリンクや画像も貼り付けて見やすく

別部署ではあるものの同フロアなのでこちらの仕事の合間にチラチラと様子を見ていたのですが、ヘルプを見ながら1個1個真面目に勉強してくれていました。

これでいいのか?との戦い

kintoneの根底はデータベースであり、既製のシステムでよく使われているリレーショナルデータベースを理解しているとkintoneを理解しやすい部分もある反面、ルックアップ等で混乱することもある。
リレーショナルデータベースについて教えないままkintoneを学んでもらうことに自分の中で葛藤はあったものの、幸いにも後輩くんは先入観なく学んでくれたし、「kintoneはこういうものだ」とすんなり受け入れてくれました。

しかしながら今のやり方が正解かどうかはまだわからないし、まだ課題に登録していない高度な設定部分やプラグインとかの説明をする際もどうやるのがいいか、ああでもないこうでもないと考えながらやっていくんだと思います。
できればクラユニで学んだほうが体系的に学べただろうし、自分もどう教えるべきかを学ぶためにもクラユニ受講したいなぁと思う日曜の朝です。

おまけ

先日のCybozuCircus大阪に件の後輩くんを連れて行きました。
勤務の都合上1日目しかダメだったのですが、kintone関係のセッションが多かったのもありとても楽しんでくれたようです。(もしかしたら社外イベントへのリアル出張は初かも?&前年以上の人出もあり、途中で人酔いして帰ってしまいましたが)
ちなみに僕の出るセッションには参加せず、kintone初めての方向けのセッションの方に参加していましたw「セッションの説明見たら既に管理者やっている人向けっぽかったので自分にはこっちのセッションが必要だと思いました」としっかり考えて意思表示してくれたことに感心しました。
展示ブースも興味あるブースを色々回れて良かったとのことです。(ノベルティが豪華すぎてもらうのに躊躇したらしいので、次からはガメつくもらっていいんやでとw)
同伴者として連れて行っていたので登壇者控室でたなよしさんとしゃべる機会があったのですが、それがとてもいい刺激になったようで、CybozuCircusの感想聞いたらまずたなよしさんの話が出てくるくらいでした。

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