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kintonehive大阪まとめ

認定NPO法人おてらおやつクラブの桂さんと茶円さん

奈良県からの登壇、しかもうちの法人でも「こども食堂」という貧困への対応の活動をしているので実は一番注目していました。

しれっと話されていたけど、事務局集中管理だったものを各お寺でも対応できるようにした上で更に匿名化の対応も入れてるってスゴい!
しかもそれを構築したのが学生ってことにも驚きです。

八代製薬株式会社の喜田さん

kintoneコミュニティでも大活躍中のきったんさん。サイボウズの方もきったんさんで呼び慣れているからか、喜田さんとは呼びにくそうにしていました(「きっ・・・たさん」って聞こえた場面もw)
エントリー当時はまだエバンジェリストではなかったとはいえ、初のエバンジェリストが登壇ということでかなりのプレッシャーだったのではないでしょうか。

kintoneはあくまでもツールで業務遂行の手段と考えがちなところを更に踏み込んで、目的に直結しているものと手段でしかないものに分けてkintone化の進め方を変えたところはきったんさんならでは。
キンコミ」や「kintone Café」のようなコミュニティやkintone活用の道標である「kintone SIGNPOST」も紹介されてました。実は発表の所々にkintone SIGNPOSTが散りばめられていたので、アーカイブを見られる方はぜひ探してみてください!

関西電力株式会社の藤井さんと中野さん

大企業ってそもそもいろんなシステムが既に入っていて、そこに対してkintoneを入れて「はやく・安く・高品質」な業務改善ってホンマにできるん?と思いながら見てました。
リポーター形式はちょうど自分が疑問に思うようなことを質問してくれるので、没入感があってよかったのではないでしょうか。

基幹システムの入れ替え時って、(あくまで基幹だから細々したものはフォローできなかったり、各部門個別の最適解ではないとはいえ)システムが変わることでのオペレーションの変化と各現場の業務フロー(今のシステムでの作業手順ではなく、本来やるべき業務の流れ)をすり合わせてやるんだと思ってたけど、大企業だとそこまでできないのかなぁ、と最初の導入部分を情シス目線で聞いてました。
「受付業務においては基幹システムが駄目だからkintoneでシステム化してそれで運用しよう」ではなく、「kintoneで現場に合わせた形で構築してRPAで基幹システムに連携させよう」とちゃんと後の工程の業務フローを考えて構築してたのはよかったですね。
社内で育成やスキル認定の制度を作っているのも素敵でした。そこまでの人も体制も整えられないって場合は「kintone認定資格」や「クラウドユニバーシティ」の活用もいいのでは?

神戸市役所の小阪さんと小寺さん

kintonehive同期で当時大阪代表となった藤原さんが所属していた神戸市役所が再びhiveに!しかも医療機関としても対応にバタバタした新型コロナのお話!(医療機関で働いていながら、保健所と保健センターの違いあまり認識してませんでした😅)

朝令暮改どころか朝令昼改もあるような新型コロナ対応には既存システムでは難しく、それができたのはkintoneならでは。以前から市役所内でkintoneが使われていてkintoneのノウハウが蓄積していただけでなく、情報部門に業務改善のノウハウも蓄積されていたというのも多忙を極める保健所の改善を進めるのに良かったんだろうなぁ。そして保健所→区の保健センター→全市と段階を踏んで広げていったのも効果的(ついつい関連する全体で最初から使おうとしがち)。
費用・支出にシビアな役所(勝手なイメージです)で開発・保守を地元ベンダーに委託し、自分たちは運用フォローに注力するという判断には驚きでした。

有限会社アートワークスの宗政さん

kintone Café兵庫で2人組でLTした宗政さんがhiveにソロ登壇?!ということでどんな発表なのかワクワクしながら待ってました。

中小企業あるあるの紙文化、属人化、使ってくれない問題に伴走者のいなざわさんからkintoneの使い方だけでなく業務改善の考え方も学びながら取り組んでいく(しかも会社で一番の若手)。その際の宗政さんの苦労と喜びが等身大の言葉で話されていたから見ていた人に響いて地区代表に結びついたのだと思います✨
kintoneをただの業務改善ツールではなく問題解決のためのツールとして扱ういなざわさんが伴走し、そしてそんないなざわイズムが継承された宗政さんだからこそ、職人さんたちも自発的にkintoneを活用するようになり、「改善への感謝を言われて自己肯定感が上がった 」「学びの面白さを感じられた」という経験ができたのだと思います。

株式会社神戸製鋼所の今井さんと田淵さん

オオトリも大企業でどんな話が?と思ってたら花咲かじいさんが始まるとかサプライズが過ぎる!
そんな神戸製鋼所さんの仕事では、紙・電話、コピペで乱立したエクセルと大企業のイメージとはかけ離れた現実が。

kintoneと出会い、IT企画部と建設技術部それぞれで普及を狙うも、「後で使ってみますね(使わない)」「元のやり方に慣れていて・・・」「今のやり方で問題ない(現状維持バイアス)」「情報の一元化しなくても人に聞けばいい」と使ってもらえず。原因は現場にフィットさせられていなかったからとわかり、現場の納得感を得ることと業務フローの再構築に着手。

kintoneでシステムを作ることよりも、その前に課題と業務フローの把握、使ってもらうための説明や使い続けてもらうためのアフターフォローが何より大事という素敵な気付きでした。
現場職員としての目線だけでなく、部署目線、会社目線でのアピールができるように視座を変えていく、視座を変えられる人がそれぞれの視座の人に通訳することで、みんなが課題・目標・改善効果を共通認識として持てるようになるんだと思います。

地域企画「kintone Caféってなんなん?」

今回はこちらの企画に登壇させてもらいました。
kintoneはコミュニティが活発!とは言うものの、SNSやっている人には認知されることはあっても、そうでない方にはなかなかコミュニティの存在は伝わらないもの。1人kintone担当でモヤモヤしている方を救いたい!と思っていてもそこにリーチできないことに対してどうしたものかと悩んでいたものです。
そんな中、kintonehiveのようにリアル開催&サイボウズ公式イベントでkintone Caféの存在をアピールできるということで、yamaさんがっきーさんと連れ立って、関西のkintone Caféについて語ってきました(登壇人数の関係で京都のキンボウズさん峠さん呼べなかったの悔しい)。
短い時間ではありましたが、kintone Caféの理念やどんなことをやっているのか、運営や参加者がどんな思いで参加しているのかを伝えられたのではないかと思います。その効果か、翌日のkintone Café大阪にはhive終了後から当日の午前中までで3人も追加で参加申し込みがありました✨
北は北海道から南は沖縄(登壇中、沖縄支部がないとの誤った発言申し訳ありませんでした💦その場で訂正できたものの、ここでも改めてお詫びします🙇)まで日本の色んなところで開催されていますので、ぜひご自分の地域や近辺のkintone Caféに参加してみてください。地元でやってなければ、僕みたいに自分で立ち上げちゃえばいいんですw(運営のほうが100%楽しめると思います!だって、自分がやりたい内容で開催できるんだもん💡)

振り返り配信

kintoneエバンジェリストの瀧村さんことキンボウズさんをゲストに迎えて・・・の予定でしたが急遽一人での振り返りトークに

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