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【ドラマ】シングルス

1997年にフジテレビ系列で放送された、天海祐希さん主演ドラマ「シングルス」(全10話)

子どもはほしいが結婚はしたくない3人の女性が、シングルマザーとして生きていくことを選択する物語。


27年前のドラマということにまず驚き( ºロº)
夏休みだし、天海さんのドラマを一気見したいと思って再生し始めました。

景色や社会の雰囲気が全然違うことに驚き、価値観の変化にも驚きで、終始驚いてばっかでした。
それから差別と偏見がすごすぎる、本当に(. .`)
今ならアウトでしょみたいな発言が当たり前にあって、時代の変化と昔は大変だったんだなと感じました。

結婚して子どもを産んだ女性は偉いみたいな風潮って本当にあったんだなぁと思いつつ、現代風の返しをするならば、"で?"って感じでした。確かに子どもを産んで育てることは凄いことだと思います。だけど偉いは違くないか?と思って。結婚しないし子ども産まないなんて女性として最低の生き方だなんて。幸せのカタチは人それぞれでしょーが!!人の人生にあーだこーだ言うなー!!と思ってしまった。

でもお父さんがいないっていうのは、子どもからしたら寂しいよなとも思う。当たり前に両親がいるのってありがたいことで、幸せなんだなと思います。ドラマのお母さん3人は深い愛情を子どもに注ぎそうだから安心ではあるし、お父さんのような存在がいないわけではないからまだいいような気がします。

同窓会で初めて会った3人がここまで仲良くなるのが正直驚き。人生何が起こるかわからないって本当なんだなと思った。弱音吐き出して、励ましあって助け合って。仲間が傍にいるのって安心だし強くなれる。話が180度変わりますが、やっぱり同窓会での自慢話大会?マウントの取り合い?みたいなのって今も昔も変わらないんですかね。気が早いですが、同窓会行きたくなくなってきた😂

「いいじゃん別に」「なーんでそんなこと言っちゃうの?」「自分が言われたらどう思うん?」と心の中で思ったり、声にだしちゃったり…しながら見てました。終始口角は下がってた気がしますが、子どもが出てるシーンはニコってできました。雄大くんちょーかわいい♡

一番キツかったのが、親子の縁を切りますってお母さんから言われるシーン。(前後も含めて)
第9夜だったと思います。もう見たくない聞きたくない、でも見ないと聞かないとみたいな矛盾。
あさひさんが家を出た直後のカット、辛かった。飲み込んだはずの感情が堪えきれなくなって全部吐き出されたみたいで、たぶん台詞なかったと思うんですけど、それでも伝わってくる。空気で伝えるのスゴすぎる。

あとは、あさひさんと若菜ちゃんの関係も苦しかった。私も妹がいるんですが、複雑な気持ちになりました。姉妹としては妹の恋人を奪ってしまった罪悪感があるけど、女としては好きな人と結ばれたから幸せではある。
あさひさんは人として最低なことをしたけど、渡辺さんも渡辺さんだよね。ハッキリしとけばいいのになにやってんの(*` ^ ´*)まぁ出会い方があんま良くなかったのかなぁ…どうなんだろう。
大人の恋愛はよくわかりません(  ˙࿁˙  )

このドラマの登場人物で信用できる男性は、千波ちゃんのお兄ちゃん。まじで妹思いのお兄ちゃん本当に好き。ちょーっと突っ走るとこあるけど。全部受け止めて支えてくれて、千波ちゃんも安心だったと思う。身内に味方がいるのって一番安心すると思うんです、個人的に。

本当に27年経ってますか?ってくらい天海さんが今と変わってない。カメラマン役新鮮だったし、撮られたいです、あさひさんに。天海さんはロングのイメージが強くて、ボブ…なのかな、あさひさんは。なんか、自分の中で新たな扉開いた感じします。待てわかった、前髪があるから新鮮なんだ。ボブの天海さんも、近年イメージ強くなってきてるんですけど、前髪だ!!ふわっとした前髪が新鮮だったんだ!!
結論、天海さんはかわいくて、かっこよくて、美しくて、大好きですってことで。

この生き方が正しくて、それ以外は間違ってる。って枠に囚われて否定するんじゃなくて、
色んな生き方があって、全部正解だよね。
って肯定できるようになりたいなと思った。

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