最近観た映画

最近観た映画(映画館、サブスク問わず)の感想を書いていきます。
暇つぶしに読んでください。


1,「哀れなるものたち」


上映館が意外に少なくて、メジャーな映画館ではやっていなかったので、色々調べた結果、柏駅近くにあるキネマ旬報シアターというところで観覧しました。
なかなか雰囲気のいいところだったけど、前の座席との段差が少なくて、少しスクリーンが見づらかったのが、悔やまれるところだった。
それはさておきとして、映画は面白かった。
エマ・ストーンの怪演もさることながら、知能指数の飛躍による世界への態度の変化というものを「アルジャーノンに花束を」とは違った形、この物語では、男性に抑圧されていたことに気づいていくリベラル気質な女性でのパターンだったのは、個人的に面白かった(直近で読んでいたので)。
しかも、もっとSFしてて、世界観もサイケデリックで最高。
モノクロ描写の工夫など、演出にもどこまでも抜かりはない。
エマ・ストーンは、それ大丈夫なのかと心配になるくらいに恥部をさらすし。(もはや興奮もできないレベルで)
彼女の役者魂を目で感じました。
ただ、最後のシーンは煮え切らない。
それじゃやってること男どもと同じじゃんと思ったけど、どこかのレビューに知能が成熟した主人公も含めて哀れなるものたちだという考察があって、しぶしぶ納得した。
原作を読んで、理解を深めた方がいいのかもしれない。

2,「オッペンハイマー」


思っていたより盛況で、おかげで映画館の一番前の席で観ることとなった。
めっちゃ観にくかった。
事前に席を予約していなかった私が悪いが、公開から1か月以上たっていたからさすがに予想していなかった。
しかも、カップルも多かったので驚いた。
内容は、予想以上に面白く、事前に聞いていたような説教臭さや原爆投下へのアメリカの自己弁護などは感じられず、エンタメ作品として楽しめた。
話の軸に「マンハッタン計画の安全保障委員会聴聞会」据えたのは意外だったけど、その意匠は見事に成功していると思う。
あの緊張感のある雰囲気を作り出す役者の演技や演出はすごいとしか言いようがない。おかげで一番前の席で観ていたことを忘れていた。

3,「ゴジラ -1.0」


あまりにも期待外れだったの、個別の記事を作りました。
読んで不快にならない自信があれば、読んでください。


4,「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」

人生で一度はコナンの映画を映画館で観たいと思っていて、今年、その夢をかなえることができた。
本音を言うとスピッツが主題歌だったので去年の「黒鉄の魚影」を観たかった。
しかし、願いが成就できて本望である。
感想はというと、予想していたより、ちゃんとミステリーだったし、すげーとなった。
私はコナンファンでもないし、キャラクターの事情もあまり知らないが、ちゃんと楽しめた。
ただラストは、後付け過ぎる。

5,「火星の人」


prime videoで視聴。
面白過ぎたし、見ている間中、興奮しっぱなしだった。
原作も読んだのだが、この作品に関しては映画の方が好きだ。
この映画が10年以上前に作られていたなんて信じられない。
何で今まで観ていなかったのだろう。
もう一度、原作を読んでみたら、前より楽しめるかもしれないので、
再読してみようか。

6,「メッセージ」


原作「あなたの人生の物語」を読んだので、こちらもprime videoで視聴。
原作とは、設定が異なり、少し壮大な話になっていた。
しかし、軸となる部分は変わらず、映画の方がSF的な興奮を味わえた。
この作品はすごいんだけどうまく感想が書けない。
また、書き足していくことにする。


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