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リミットレギュレーションについて自分目線で語る【禁止編】

こんにちは。

来月から適用されるリミットレギュレーションが遂に公開されました。
少し遅れたこのタイミングで自分視点での素直な感想でも書き留めておきます。

正直、色々衝撃的だったので考えが纏まりきれてない部分もございますがご了承ください。

では早速。


禁止カード

2022 / 4 / 1 から禁止カードに指定

今回禁止カードに選出されたのはこの2枚。
全体的な感想としては「まぁ妥当」

2枚ともに、誰も否定出来ないほどのパワーを有したカードである事からも批判の声が上がる事はないんじゃないかな。

では個別に。


《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》

捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ

ご存知「融合テーマ」のパワーを底上げしていた地盤。

「ハリファイバーとエレクトラム許されてるし名誉制限でしょ」とか甘い事を考えていたら牢獄に突っ込まれていた。泣いてる。

「このタイミングで禁止指定ならデスフェニが大きくシェアを取っていた前期で良かったでしょ」という意見を目にするが恐らく商業的な理由が深く関わっている。

制限改定のあった約3ヶ月前はストラクチャーデッキの《ALBA STRIKE》が発売。

これに加えてこのカードがトップレアとして収録されている《LINK VRAINS PACK 3》の再販もあった。

こんなタイミングでこのカードを禁止に突っ込もう事ならユーザーからの怒号も飛び交うわ売り上げも落ちるわで双方に良いことがない。

他にも禁止になった理由として「今後のカードデザインを考える際に障壁になる」というのもある。

本来「融合」というのは「手札or場の素材+融合」という多くのリソースを消費して召喚をするのが通例であって、現代のパワー基準で考えるとかなり効率の悪い召喚方法である。

この「融合召喚」を現代基準に押し上げる手段として《影衣融合》を皮切りに「デッキ融合」なんて代物が生み出された。

つまり運営側は「融合召喚」のパワーを引き上げる一つの解決策を見つけており、今後も同様の路線で融合テーマをプッシュしていく事を考えると、例えば《赫の烙印》の様な「融合」「フュージョン」というワードを外すあるいは、通常魔法を避けるといった方法で刷るしかなくなる。

これってデザインをする側からするとかなり窮屈。

個人的には環境で使用率云々よりこの辺の理由が大きそう。

余談として、主の手持ちでの話をすると《サンダー・ドラゴン》が少なくないダメージを負った。

元々《雷龍融合》自体が融合以前にリソースとして機能する側面もあったのでアクセスする手段が減ったのは素直に痛手。

まぁそれでも致命傷ではないが安定感やパワーが落ちたことは明白で、《混沌領域》を刺した通称「カオス型」が一番割を食ってるような印象がある。

主は幸い(?)と言うべきか「烙印型」なのでダメージはそこまで大きくない。多分。

普通にめちゃくちゃキツかったので解体しました。

《烙印融合》で《捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ》を吸って《氷剣竜ミラジェイド》を立てられなくなる等の問題もあるけど。まあ「烙印型」が機能するのも時間の問題な気もするが。



《王宮の勅命》

王宮の勅命

「魔法を封じる」という特性を持った影響力が非常に大きい1枚。

現状、罠を一番上手く扱える《黄金卿-エルドリッチ》の台頭によってよりイカれ具合がより加速した印象。

前提として《ハーピィの羽根箒》や《ライトニング・ストーム》といったバックを触りにいけるカードが軒並み魔法に集中しているので、打ってきたカードに対して開けば無力化できる側面や、開かれた後に対応できる《ツインツイスター》の様な速攻魔法も後引きでは機能しない点も強みとして存在していた。

遊戯王における魔法は「潤滑油」としての機能を持っている為、手札によっては行動できないケースも多い。

一応デメリットとして「お互いのスタンバイに700払う」効果が付随しているが、遊戯王は「ライフが0にならなきゃ負けない」ゲームなので700程度は影響力を考えれば安い。

しかも払えない場合は自壊してくれる補償付き。そりゃ強いわ。エルドリッチなら能動的に墓地に送れるし。

今回「エラッタされて再度禁止になった」唯一のカードらしいのでもうコンセプトそのものがダメなのだと思う。永久禁止枠として君臨し続ける事が確定した瞬間。

似たような拘束力の高いカードである《虚無空間》や《スキルドレイン》にもメスは入るのだろうか。

《王宮の勅命》は永続罠に対しての対抗策としてサイドに刺してある札を止めてしまう点も規制理由に含まれていると考えているので《虚無空間》はともかくとして《スキルドレイン》はこのままノータッチの可能性もある。

僕自身としては《叢雲ダ・イーザ》で採用していたが窮屈なので外した過去がある。本当にそれだけ。

ちなみに初期特有の「どう考えても強いカード」は好きなので何回も痛めつけられた経験があるとはいえ割と好きだったりする。


総括

思ったより文章が長くなってしまったので禁止カードのみに触れる結果となってしまいました。

今回は制限枠、準制限枠とかなり濃密なので今回以上に長くなってしまう可能性はありますが一服のお供にでも読んでください。

個人的にはアナコンダ禁止で結構アタフタしてる。融合サポートが別の形で登場するのだろうか…。

色々デッキの構築も考えてる最中なので今度大会にでも出てみようと思っています。

では。

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