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呪術、宗教、幽霊、精霊、神、死後の世界、UFO、UMAなどなど、オカルトに対する自分な…

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呪術、宗教、幽霊、精霊、神、死後の世界、UFO、UMAなどなど、オカルトに対する自分なりの考えを発表します。おもな内容としては、この宇宙とは霊子という未知の素粒子が結びついたネットワークであるという仮定を骨子とし、オカルトとはなんなのかを説明したものです。よろしくね!

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宇宙と霊

1.宇宙の二重構造 近代化以前では、世界を越えた彼岸にあらゆるものを生み育み、秩序や意味づけるなにかが存在するという感覚のもと、人類の生活、文化、社会はそうした自然観により沿って営まれていた。人間を含めた自然界の万物が生滅、運動、変化するのは、物質が外部から力を加えられているからではなく、心身の主従関係のように内在する主体的要因によるものと考えられていたのだ。呪力、気、精霊、人霊、神仏、妖怪、怪物、他界、元素、原理、法、道、輪廻、奇蹟、怪異――。超自然の存在は、古今東西さまざ

    • 説明下手なりに、霊魂や神、死後の世界などの超自然存在とはなんなのかをもうちょっとわかりすく説明したい

      いうまでもありませんが、この世界に存在するさまざまな事物や現象はそれぞれ別個であり、おたがいに明確に区別できる独立した存在です。 ぼくたち人間も自分と他人を明確に区別できるし、そもそも意識や心(自己意識、自己像)とは自分とそれ以外の存在を識別することでなりたっています。 また、時空的に離れた存在どうしは無関係、無依存に存在しています。例えば、地球人Aさん😀の状態と地球から数千光年先の銀河系に住んでいる宇宙人Bさん👽の状態にはなんの関連性もなく、それぞれ独立的かつ主体的です

      • あれこれと

        スキやフォローありがとうございます。 ブログ内容はこの世界の未知の部分や不思議なことについて、個人的に解明、納得がしたくて考えたり調べたりしたものなのですが、考えついたことは発表したくなるし、見てもらえるとやはり嬉しいものです。 あと過去の文章を推敲し、ところどころ加筆や修正しました。 知識や知能がないままアイデアだけで出発しているので具体性や根拠、自信のある内容やうまい文章とはいえませんが、これからも細々と書いていきますのでよければ暇なときにでも読んでやってください👻

        • 近代主義vs伝統主義

          23.社会とオカルトの関わり  人間の古典的共同体とは、たんなる動物の群れや近所の集まりではない。宗教、神話、伝統に根ざした道徳、価値規範、慣習、慣例を共有することで生まれる、人間関係を築かずともある程度存在する他人への信用や期待、さらに域内のアイデンティティ、公共意識、連帯意識によってなりたつ集団である。また、個人の欲望を抑制するような、属性原理的な社会構造のもとでは、諸個人は、自分自身の欲望のおよびうる限界点をそれとなく感じとり、それ以上の欲望をいだかないものとして存在

        • 固定された記事

        宇宙と霊

        • 説明下手なりに、霊魂や神、死後の世界などの超自然存在とはなんなのかをもうちょっとわかりすく説明したい

        • あれこれと

        • 近代主義vs伝統主義

          あとで書くの

          意識・心・記憶と脳と霊ネットワークのシステムについて 心霊現象、超能力のメカニズムについて 近代主義と呪術・宗教について UFO、UMAについて

          あとで書くの

          生命のシステム

          21.生命、進化ってなんだ? 前時代な世界観では、人は万物に対して生命を見いだし、それらが生きているととらえていた。これは現代人とは異なる世界観だ。しかし、霊思想では、現代知見の立場から宇宙そのものを生命と相同のシステムとみなすことができる。生物学では生命の基本条件として以下の4つを挙げている。「外部との境界をもつこと」「内部と外部で物質をやりとりすること」「自己を複製すること」「内部環境を動的に維持すること」である。非平衡開放系である自己組織ネットはこれらの条件を満たすもの

          生命のシステム

          仏教、キリスト教、未開社会の宗教

          18.仏教の世界観 このテキストで用いられているこの世という概念には、知覚できない霊的なあの世と対照的な物質的世界、現に生きている世界という意味のみならず、前世・現世・来世の三世のうちの現世の概念も含まれる。霊思想では現世を時間的断面上、つまりは現時刻上の世界と定義する。この世はつねに今現在という時刻にしか存在できないが、時間と空間が未分的、同一的なあの世の時空連続体にはその制約はない。未来、来世を決定するための過去を内包した因果の連鎖がネットワーク様に拡がり、各要素がおたが

          仏教、キリスト教、未開社会の宗教

          宗教的叡智とはなにか

          16.霊思想と宗教的概念との類比 自己組織ネットでは、より上位のレベルほどより多数のノードを包含する大域的な系を構成し、最上位の根ノードは全体性の中心をなしている。逆に階層構造の下位レベルへと向かうほど、ノードのリンクが枝分かれて多元的に分別され、より部分化、局所化、細分化していくというツリー構造をもつ。この世の各部はそれぞれ独立しているように見えるが、根ノードから段々と枝分かれたツリー構造の顕われであり、枝先の葉ノードそれぞれがこの世を構成する数多の素粒子を表現している。

          宗教的叡智とはなにか

          量子力学とオカルトの関連性

          12.パラレルワールドについて 11項の補足①。現代物理学では、宇宙を唯一無二とする必然性はなく、多宇宙の存在が論じられている。霊思想では、過去の世界、多世界解釈的可能性世界、インフレーション理論的多宇宙の存在は等価であり、霊子群の自己組織化と超並列性によって展開される。多宇宙はこの世の物質的次元に存在するのではなく、真空エネルギーがインフレーション=自己組織化の流れによって霊子として開放されたネットワークの秩序構造そのものだ。霊子群の時空を超えた量子もつれの連鎖やスピンなど

          量子力学とオカルトの関連性

          霊魂について

          10.霊体、霊魂を構成する物質 霊子とは、超自然の質料的側面での基本単位であり、いうなれば霊的原子だ。神霊や精霊、人霊の身体である霊体を構成する最小単位となる。詳細はあとで説明するが、霊体・霊魂=霊子ネットワークこそが生命・身体・意識・心・記憶の真の物理的実在であり、それらは細胞や脳、肉体を本質とした産物ではない。霊思想流に定義すれば、諸宗教や神智学で語られる霊魂や霊体、高次の非物質的身体とは、この世の諸現象と重なりあって存在する霊子の組織であって、「影」である物質や肉体を越

          霊魂について

          ボームの自然観

          9.ボームの全体性思想 歴史上、主体と客体の一体不可分性についての言及はかたちを変えながら度々おこなわれできたが、理論物理学者デビット・ボームの全体論は新しく登場した量子力学の領域で展開されるものであった。ボームはぼくたちが見ている世界を「顕在秩序(explicate order=明在系)と呼び、これを内包する全体性の世界として「内蔵秩序(implicate order=暗在系)」の概念を提唱している。人が見聞している明在系の背後には、より基本的な秩序である暗在系が存在すると

          ボームの自然観

          科学vsオカルト

          7.この世界を理解、説明するための方法としての正しさは、科学(客観、外観、数学、推論、分析、再現性)>>>∞>>>オカルティズム(主観、内観、表象、直観、洞察、一回性)か? 科学にとっての自然界とは、規則によってあらかじめ定められた、抽象的、数学的、定量的にとりあつかえる物質的諸要素の集合であり、そのふるまいを支配する必然的で堅固に反復される関係性によって理解、説明される。いうなれば入力した値に対して決まった内容の計算をおこない、定型的な処理結果を返す機械のようなものだ。その

          科学vsオカルト

          時間、空間、力、物質とはなにか

          4.時間と空間 4、5、6項ではおもに既知の物理現象を表現する霊の機序を述べる。まずは霊的エネルギーを説明するが、これは生命・精神現象を含めて、宇宙を稼働するもっとも基本的なエネルギーだ。呪術・宗教、とくに原始の宗教形態ともされるアニマティズムでは、マナやセジ、カミなど、あらゆる事物や現象に宿る非人格的な霊力や生気を信仰するが、これが霊的エネルギーに対応する。霊的エネルギーがより抽象具体化された観念として、呼吸、息、風に例えられた。気、プラーナ、プシュケー、ルーアハなどがそれ

          時間、空間、力、物質とはなにか