なぜAPEXはコーチングを受けると伸びるのか考える【セルフコーチングの重要性】


スキルタウンという自分の能力を売りこむことができるサイトで、有名なすでたきさんやあーさーさんといった方がコーチングをされている。

どちらもFPS歴が長く、FPS全般に詳しい方だと思う。

そういった方にコーチングを受けた方に話を聞いたり、調べてみたりすると、万年プラチナ帯だった人がダイヤ帯になったりダブハンをとっていたりする。

あーさーさんいわく、コーチングを受講される方はほぼプラチナで共通した弱点があるという。

感度以外でざっくり説明すると。

「索敵能力」「ポジション取り」「エイム」が足りてないから勝てないよということらしい。

索敵能力とポジション取りは関係していて、エイムは独立しているかもしれない。

しかしこの3つのスキルがなぜコーチングを受けることにより改善されるのだろうか。

【コーチングを受けた方の記事から分析する】

かだごりらさんという方が、すでたきさんのコーチングを受けているのでそこから分析してみたいと思う。

コーチングの流れは
①目標設定②事前に撮った動画を見る③射撃訓練場でエイム練習④デュオでプレイ⑤まとめとなっているらしい。


まとめはいい点、悪い点、1ポイントメモ、練習方法などが書かれたまとめ書きのことらしい。

1つ1つ検討していこう。

①目標設定がダイヤ帯に行くとかダブハンをゲットするだったとしよう。

コーチの多くがプレマスなわけだから、そこに行くために何が必要か、逆に言えば何に時間を割かなくていいかを教えてくれる。
この「何に時間を割かないほうがよいか」は重要な気がする。
自分のプレイの悪いところばかりに目が行きがちだが、良い点もあるはずだ。良い場所を改めて練習するのは効率が悪い。

②の事前に撮った動画を見る。
コーチからボロクソに言われるかと思いきや、意外と良い点も言ってくれるらしい。
この辺から考えても、どこに時間を割かないかは重要なポイントなのではないだろうか。

自分もネタ動画のために5時間ほど自分のプレイを見続けたが、悪いところにやはり目が行ってしまう。

言うならばプラチナくらいにいる僕たちは答え合わせのできない麻雀や将棋、囲碁をやっているようなもの。
自分が勝つべくして勝ったのか、偶然勝ったのかというのを理解できない。
だからこそ自分のプレイの良い点を見つけてもらうというのは実はかなりありがたいことなのだと思う。

③エイム練習

これはおそらく単純な的うち以外に、1v1などもやったのではないかと思う。
1v1は非常に勉強になる。特に相手がきちんと本音を言ってくれるなら。

結局のところ、エイム以外の遮蔽意識や頭出しなどを「中途半端にできている」ことがプラチナくらいの僕たちを伸び悩ませているのではないだろうか。

プレマスダイヤ帯の方が2歩で隠れるところを4歩かけている。
この差がプラチナから上がるためにはでかいのではないだろうか。

④デュオでプレイ。

これは強ポジなど知識面での補足や、キャラ毎のスキルのタイミングを教えてくれているのだろう。
そういったことがかだゴリラさんのメモにも書いてある。

⑤のまとめはそのままなので割愛。

【セルフコーチングの重要性】

Vチューバーや有名実況者、アーティストなどがゲームなどで実力を伸ばしていると、やはり神様は才能ある方に更に才能を、、、などと妬ましくなる。

ただ。彼らは別に才能だけでうまくなっているわけではないと思う。
彼らが「一緒にやりましょう」と声を出せば、プレマス帯の方が「いいですよ!!」と来てくれる。

優秀なコーチに恵まれやすい環境に身を置いているからこそ、実力が通常より伸びやすいのだろう。
(それを考えればむしろVチューバーは才能はない方かもしれないし)

だが僕たち一般ピープルにそんな人脈はない(ことが多い)し、意外とプレデター経験者でも他人に教えることになれていなくて、戦法・エイム・キャラコンを言語化できてない方がいる。
(水泳なら15年間くらい泳ぎ続けていたらいつのまにか早くなっていたタイプ。これこそ天才だと思う。)

だからこそ僕たちにはセルフコーチングが必要なんじゃないかと思う。
具体的なやり方は、コーチングのやり方を参考にしてみよう。

【セルフコーチングのやり方(仮)】

所詮はプラチナ帯が書いていることなので、自分でこれは違うと思ったら自分なりにアレンジしてみてほしい。

①目標設定の仕方

期間「2週間くらい」で達成できる「次のステップ」を設定する。

1年後にマスターになるとかはダメ。
これは研究でもわかっているが、人間は長期的目標に弱い。
なぜなら長期の目標になればなるほど、手段がぼんやりとしてしまうからだ。
ここはこうすればできるだろうなと手段が思いついて、がんばれば達成できそうなもの。
そうでなければ適切な目標ではなく、モチベーションを下げるダメな目標になるだろう。

ランクで言えばプラチナ4を2に上げるとか、2000ハンマーを取る、1つ上のハンマーを取るなどだろう。

②プレイ動画を録画する。

これはPS4でもPCでもできるのでハードルは高くないだろう。

そのうえで無理やりでもいいので、良い点と悪い点を5個ずつ見つける。
プレマスと比べてもしょうがないので、同じランク帯と比べたら良い悪いでいい。

良い点を上げる理由は練習における無駄な時間を省くことと、ここは(おそらくでいいので)正解なんだなと思える部分を持っておくため。
伸び悩み始めると、自分の良い点すらも見失いがちになってしまう。
そして迷走してランクを落として、努力しても無駄なんだと悲しくなってしまう。

悪い点は見つけた後、どうすれば直せるかをきちんと考えよう。
やり方がもしわかっているなら徹底具合か練度の問題だ。

良い点は変えない、悪い点は変える。
もし目標が期間内に達成できなかったら、できるなら誰かに見てもらった方がいい。
5chはきついことを言うが意外と優しい人が教えてくれたりするので、動画を張るとあーでもないこーでもないと言ってくれるはずだ。

③エイム練習

普段自分が認識している苦手なエイムを克服する練習メニューを作るか、激戦区の隣に降りてひたすら戦闘をこなすしかないと思う。

実戦で学ぶなら。

「立ち回り」によって「エイム」に差が出る場合。
「エイム」によって「立ち回り」に差が出る場合。

両方が考えられる。

あくまで「エイム」によって負けたファイトのみが考察対象だ。

あとは動画を撮り始めれば気づくと思うが、

視点を敵の出るだろうポイントに合わせておくことは100%のクオリティでできるようにするべきだ。
80%も90%もダメ。

動画を見返し始めるとすぐ気づきます。そこのちょっとの視点操作の分撃つの遅いじゃん!!と。

④は野良専ならちょっとできないだろう。

⑤のまとめは必ず作った方がいいと思う。
覚えていられるなら実戦で今まで上達してきたはずなのだ。

これが現状の自分のセルフコーチング。
今後改良を重ねていきたいと思う。

【索敵能力に対する僕のぶっちゃけ】

これって結局は「いいミックスアンプとヘッドホン使えよ」にたどり着いてしまう気がする。

僕が通常イヤホンで50m索敵できるなら、アストロのミックスアンプを使っている人は80~100m索敵ができるし、近くの足音もより聞き逃しにくくなる。

この差は果てしなくでかい。
APEXは音を頼りに索敵をして、敵の位置を予測してポジション取りをする。

より足音が聞こえやすくなればハイド狩りもたやすくなる。
だから資金に余裕があるならとっととアストロのミックスアンプを買うべきだと僕は思っている。
(ちなみに僕もダイヤ4まで行ったら買うつもり)

5日間のビッグセールで安くなってます。アストロのミックスアンプ↓


そしてこれはe-sports界の問題でもある思う。
テクニックではなく、環境や機材で差をつける競技は競技人口を減らう運命にあると僕は思っている。
フィギュアスケートを見るのが僕は好きだが、あれは最もたる例だと思う。

フィギュアスケートで勝つために必要なのは資金、生まれた国、環境、機材そして本人の努力だ。

無論本人の努力は否定しない。

ただその努力に加えて、資金も生まれた国も環境も機材もそろっているよねということ。

だから僕はフィギュアスケートを競技ではなく芸術として鑑賞している。
競技として、選手間の優劣を明確につけられないことが多いからだ。

こういった「機材」で差をつけることに関しては、競技性の高いスポーツならどの業界もある程度ルールが設けられている。

水泳ならレーザーレーサーの2010年以降の使用禁止問題がある。
これは水の抵抗を受けにくい素材の水着を着用するだけでタイムに差がついてしまうため、途上国など技術の低い国に対して不平等になり、水泳競技本来のより上手に泳ぐという事から離れてしまうため禁止になった(と僕の記憶では覚えている)。

このレーザーレーサー問題と、FPSのミックスアンプは同じなんじゃないかと思う。

これからは賞金が付く大会も日本で出るだろう。
そんな中でA選手は超繊細な操作ができるオリジナルPAD、B選手はどんな足音も聞き逃さないウルトラヘッドホン、C選手のモニターは暗闇の程度によって最適な色合いを自動調整してくれるAIモニター、D選手は・・・

なんてことになったらもう僕は見ない。
そんなのは金持ちの出来レースだ。

だから、プロ野球で言う「今シーズン使うボール」を決める、みたいなルールが必要になってくると思う。

一言でいうならレギュレーションを決めようぜって話をしました。
完全に余談でした。

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