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寺尾紗穂「音楽のまわり」|なみなみのモノ#12

お店のモノを紹介する #なみなみのモノ #12は、#なみなみ選書 より、寺尾紗穂「音楽のまわり」です。

この本は音楽家の寺尾紗穂さんによる自主制作本で、「音楽以外のことを音楽家に書いてもらう」という内容のエッセイ集です。あだち麗三郎、伊賀航、植野隆司、エマーソン北村、寺尾紗穂、浜田真理子、マヒトゥ・ザ・ピーポー、ユザーン、折坂悠太、知久寿焼というとても豪華な執筆陣で構成されています。

この本に出会ったのは、大阪と瀬戸内へ2週間旅していたときに尾道で立ち寄った、本と音楽 紙片(https://shihenonomichi.wixsite.com/home)というお店。「あなごのねどこ」というゲストハウスの奥に進むとある、非常におしゃれなお店で、置いているCDや本もすてきなものばかりで、いろいろと聞いてみたいことがあったのに、おしゃれすぎて何も話しかけられないままこの本を買って出てきてしまったのでした・・。また訪れたいお店です。
大阪、高松、尾道では小さな本屋さんにたくさん出会い、そのどれもがこだわりがあって素敵で、札幌もそうですが、そういう本屋さんがあるということがとても豊かなことだなと思うのでした。

本の最後から2つ目は、マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)によるエッセイ。音楽活動以外にコラム等の執筆も多く手掛けている方ですが、個人的にとても好きな文章です。初めての小説「銀河で一番静かな革命」もお店に置いていますので、ぜひ。

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