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NMB48白間美瑠ソロコンサート開催の布石は2015年から打たれていた!

去る2020年2月23日(日)に、
NMB48白間美瑠さん(以下、みるるん)のソロコンサート開催が発表されました!

NMB48の1期生として加入して10年目。
遂に念願のソロコンサート開催が叶いましたね。

今や名実ともにNMB48のエースみるるんが
何故10年もかかって初のソロコン開催決定に至ったのか。
偶然読み返していた2015年1月の雑誌に掲載されていたみるるんのインタビューに、
ソロコンへの布石と思われるコメントが出ており、
全てはここから始まってたのかと膝を打ちました!

これらのインタビューを引用しながら、
2015年までのみるるんの軌跡を辿ってみましょう。
(注:個人的主観混ざってます、何卒ご了承を)

──泣き虫な妹キャラからの脱却
NMB48の1期生として加入したばかりのみるるんは、泣き虫な妹キャラのイメージが強すぎました..(笑)
とにかく自信が無くて、メソメソしてる子だった印象。
NMB48に密着していた『スター姫さがし太郎』(2010~11年放送)でも、こんな場面がありました。

2nd「青春ガールズ」公演のレッスン時に
白間美瑠が振りや位置を覚えられずに泣いているところで。
さや姉こと山本彩が、こう慰める。

「美瑠だけちゃうて。
みんないっぱいいっぱいやから。
一人でやっても覚えられへんのやろ?
みんなでやったらええやん。」

さや姉、神対応...!
このように1期生の中では最年少に近かったため、さや姉や山田菜々など年上のお姉さんに甘えに行く妹キャラでもありました。

そんなみるるんもいくら当時中学生とはいえ、
いつまでも妹キャラで甘え続ける訳にもいきません。
何せ、2期3期4期と後輩が次々と加入してきます。

そんなみるるんに転機が訪れます。

──2013年9月のじゃんけん大会で大島優子と対戦。

じゃんけん大会前の当時の意気込み
2015年が明けたばかりのインタビューでは、
こうも語っています。

───ところで、2015年はNMBが結成5周年を迎えます。
白間さんはグループ発足時からのメンバーですが、これまででターニングポイントだったと思う出来事は何ですか?
「前々回のじゃんけん大会ですね。1回戦が大島優子さんとの対戦だったんですけど、それをきっかけにたくさんの方に知っていただけて。」

───そのへんから白間さんの注目度が高まっていった気も。
「前々回のじゃんけん大会から何かが変わったという感覚はあって。
NMB48のシングル選抜でも私は16人の後ろあたりをウロウロしてたんですけど、去年はそこからWセンターまで行くことが出来て自分でも一体どういうことやろうってビックリしてます。」※

AKB48の神7と呼ばれていた大島優子と対戦したことで、
“白間美瑠”という名前が他グループにも知れ渡っていきます。
握手会に来る人が増えることで、本人の意識もモチベーションもさらに高まったのではないかと推測します。

──TeamMへの移籍

じゃんけん大会から年が明けて、2014年。
同年2月にAKB48グループの大組閣が行われました。
これにより、みるるんはTeam N→Mへ移籍することに。
ずっと面倒を見てくれたTeam Nのキャプテンさや姉から離れ、
2期の矢倉楓子(以下、ふぅちゃん)とともにTeam Mの顔となることで、
「私がNMB48を引っ張って行かないと...!」と
段々自覚し出したのではないでしょうか。

(ちなみに余談ですが、当時推しの與儀ケイラはNに移籍したあと卒業発表した年でもありました...泣
個人的に、“ふぅケイラ”から“ふぅみる”へシフトした年にもなるのかな←どうでもいい)

──『らしくない』でWセンター抜擢!

そして、2014年11月5日発売のNMB48 10thシングル『らしくない』で遂にセンター抜擢!
ふぅちゃんとともに初めてのWセンター。

この時の衝撃は良い意味で忘れられません。
推しの二人がシングル選抜のセンターを張ったことはもちろん、NMB48が遂に世代交代に踏み切った...!という衝撃です。
(この二人の他に薮下柊や渋谷凪咲も次世代候補として控えてたから半端なかった...)

また、同月リリースされたAKB48の38thシングル『希望的リフレイン』でも、みるるんは選抜メンバーに初めて選ばれました。

───昨年はNMBのシングルでWセンターに選ばれ、AKBの38枚目シングル『希望的リフレイン』でも初めてAKB選抜メンバーに入ることができました。
そこで得たものは何でしたか?
「まず、自分に自信がつきました。(中略)
最近は度胸が付いたのか、あんまり緊張しなくなって。いい変化はたくさんありましたね。
でも、その一方でそこに入れたからこその課題も見つかって、ダンスにしてもトークにしても、個性を出していかなきゃ埋もれるなって強く思いました。」※

あんなに昔メソメソしていたみるるんが、
“自信がついた”とコメントできてる成長ぶりに思わず感嘆!

──Arena Tour 2015で、遂にソロ初披露

このアリーナツアーは山田菜々卒業コンサートとして銘打たれていたが、
同時にNMB48はこの次世代を推していきますと表明したコンサートでもあった。
セットリストのユニット曲やグループ曲等で研究生含めた若手だけで踊ることもありましたが、
名古屋公演から下記の次世代候補4名に生歌ソロの初披露の機会を与えたんですね!

★薮下柊『ラッパ練習中』(名古屋・愛知県体育館1日目)
★渋谷凪咲『夜風の仕業』(名古屋・愛知県体育館2日目)
★矢倉楓子『FIRST LOVE』(東京・日本武道館1日目)
★白間美瑠『抱きしめたいけど』(東京・日本武道館2日目、Arena Tour 2015千秋楽)

2015年2月26日。
みるるんのソロ初披露を生で見ることが出来ました!
ソロコンへの布石ここにあり!!←
『わるきー』みたいなアイドル全開ソングでも全然みるるんのイメージ的に行けたはずでしたが、
このときは難易度高いさや姉の曲『抱きしめたいけど』を、
みるるん自ら選曲したとか。
つまり、さや姉のように自分が先頭に立ってNMB48を引っ張って行くという意思表明だったわけです!

Arena Tour 2015を終えた翌月3月にAKB48の人事異動が発表されました。
これまで兼任を務めていたふぅちゃんと入れ替わる形で、みるるんのAKB48兼任が決定。
ここから、みるるんの更なる飛躍が始まったのです...!

最後に、2015年当時、ソロへの意気込みを語ったインタビューを。
このときはまだソロについては漠然とした目標だったと思いますが、
Arena Tour 2015にて初披露したことで、
みるるんの飽くなき向上心に火がついたのだと勝手に予想しております笑

(このインタビューは、2015年2月に大阪・名古屋・東京各地で行われたNMB48のArena Tour 2015スタート前に答えている)

───(中略)最後に白間さんの今年の目標や公約も聞きたいです。
「(中略)パフォーマンス面では...、一人で歌ってみたいかな。私、ギター弾けないんですけどね(笑)」

───山本さんの『ジャングルジム』みたいにオリジナル曲が欲しいってこと?
「いや、別にオリジナルじゃなくても良いんです。ステージでソロで歌うだけでも良いですし。一人で歌ってる子を見ると、私の上を行ってるじゃないですけど、純粋に“すごい!”って思うんですよ。NMBの公演で研究生の明石奈津子ちゃんが一人でピアノの弾き語りをやってるんですけど、それを見たときに“私は5年もやってきてるのにもう超された...”って思っちゃって(笑)」

───もし一人で歌うならどんな曲が良いんですかね?
「バリバリのアイドルソングというより、ゆったり落ち着いた雰囲気の曲が良いですね。名曲と呼ばれる、誰もが知るような歌も歌ってみたいです」※

後輩に抜かされるのでは...という焦りも今も昔もあったと思うのですが、5年かけての有言実行、素晴らしい!

みるるん初のソロ楽曲『僕は愛されてはいない』(2017年)、
落ち着いた雰囲気の曲ですね。
推しフィルター抜きにしても、
彼女の低い声の良さが生かされてて好みです。

みるるんソロコン、期待しています!

~日時・会場(予定)~
・4月28日(火)オリックス劇場
・5月14日(木)LINE CUBE SHIBUYA

※記事中のインタビューは、
エンターブレインムック別冊CD&DLでーた
My Girl“Kawaiian TV”SPECIAL EDITION
(2015.1.30発売・KADOKAWA/エンターブレイン)から引用させていただきました。

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