【テクノロジーの話】【将棋の話】将棋AIの進化についてのまとめ
黎明期(1970-90年代) 序盤中盤は不安定で、終盤だけが強い
水平線効果
このころのソフトウェアは、ある局面からN手後の局面までを全探索し、各局面の価値を評価関数を用いて評価することで、評価値の高くなる候補手を選んでいました。
そうすると、水平線効果により、とんでもない悪手を指してしまうことがあります。
水平線効果とは、有限深度Nで探索を打ち切ってしまうために、長期的に見て問題のある選択をしてしまうという、人工知能特有の問題です。
水平線効果は、「コンピュ