安心してていいのやろか

阪神岡田監督が「サインを出して戦う」と宣言したのは15日からの中日戦、その後引き分け、1点差負けで迎えた17日の3戦目。5回無死四球の高寺、9番小野寺の1球目盗塁のサインが出て高寺は2塁に走った。ベースカバーの中日遊撃辻本、きわどいタイミングだったが塁審の判定はアウト。これに阪神抗議、ビデオ判定を要求したがアウトはかわらなかった。

 この辺りは公式戦さながらと言えなくもなかったが試合の中身は低調だった。2回前日のベンチから先発5番に戻った佐藤輝が1死後中日先発メヒアの3-2後の5球目、外角低めの直球を中越え2塁打したが、森下左飛、坂本中飛。

 阪神の先発は才木。その裏無死ディカーソンをストレートで歩かせた後高橋周に右前安打で1、3塁。石川昂に右前にタイムㇼされ1点。なお1、3塁で1死後村松に右犠飛、2点目を取られた。才木は3月に入ってから風邪で体調を壊した。その後遺症か直球に威力が欠けた。

 その後5回無死村松、三好に連続安打、1、3塁にされたが辻本3ゴロ。前進守備の3塁佐藤、イニング、点差を考えると、3塁走者の本塁生還を防ぐべきだったのに2塁に投げ併殺崩れで1点を追加された。才木はこの回で降板。

 中日は6回から田島。阪神は無死3番前川が右翼線に2塁打。大山四球のあと佐藤が1-2後の4球目を軽くバットに当て中前に打ち返し満塁にしたが森下1飛の後坂本3ゴロ併殺で得点なし。8回4人目斎藤に2死後大山四球、佐藤3遊間をゴロで破り1、2塁としたが森下2飛。9回の松山にも3人。完封で11敗目をきっした。

 打てないのがこのところの敗因。速い球に振り遅れている。3安打した佐藤。ベンチはごめんが当てる打撃になっていないか。3、4打席のヒットにそれを感じた。佐藤の身上は長打力。岡田監督の操縦法が問われる。

令和6年3月18日

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