9番ノイジーが決勝打

打力不振で前のカード広島に連敗した阪神、10日のDeNA戦、1回近本がDeNAの先発東の1-2後の5球目を右翼に本塁打した。先頭打者ホームランは11本目。

 阪神の先発は不調で2軍で調整していた青柳で13日ぶりのマウンド、曲がりすぎて結果の良くなかったかーブを修正してきたとの事だがストライクが入らなくては話にならない。1点先取したその裏1死後関根四球、佐野に死球で1、2塁。牧も歩かせて満塁。宮崎にも3-2の後7球目、外角きわどい球をボールと判定され押し出しで同点にされた。

 2回も1死後東に中前安打、神里にも中前に打たれ1、2塁としたが関根1ゴロ、佐野左飛。3回以後は低めの球がストライクになり5回まで1四球におさえた。東も負けずに2回から5回まで1安打に抑えたが6回無死、1回いきなり本塁打の近本に0-1後カーブが高めに入り右翼線に2塁打。1死後森下3-1後四球。

 1、2塁で次打者は大山。それまでの2打席、1球目を打って凡打していたが、ここでは1球目のストライクを選んだの後の2球目カーブを左前にヒット。近本を帰し勝ち越しの1点。続くこの日2軍から昇格、即先発5番に起用された井上が2球目を3塁宮崎の正面に強いゴロ。これが宮崎の前で跳ね頭に当たり3塁ファールグランドに転がった。この間2塁の森下が帰り2点目、3-1にした。

 宮崎はタンカに乗せられ退場。代りの3塁には森敬がはいった。2、3年2軍でくすぶっていて最近昇格した。その裏のDeNA、この森が先頭。2-2後の低目直球を右中間に3塁打。続く6番復帰の筒香も同じ右中間3塁打で続き1点入り2-3。

 阪神青柳に代わって石井。山本を3-2後四球で出し続く京田には1-2後足元を抜かれ中前に達するヒットで同点にされた。

 阪神は後島本を起用追加点を防いだがこの際島本は井上と交代で5番の打順、井上に代わる左翼ノイジーは9番に入れた。

 これに対しDeNAは8回まで東が続投。9回森原。阪神は無死佐藤輝が右前安打。坂本の犠打で2進。木浪の打席だったが代打糸原。いつもの制球に欠けた森原3-1後歩かせ1、2塁。ここで途中から9番のノイジー、2-1後の4球目、高目の直球を左前にタイムㇼー、これが決勝点となった。その裏2日前、広島戦で抑えに失敗したゲラが3者凡退に封じた。

 岡田監督の先を考えた選手の配置が接戦の決め手となった。

令和6年5月11日

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