痩せたいは変わらない?
女子はやっぱり痩せたい?
仕事で中高生の女子に指導するのですが、今も昔も変わらないのは太っていないのに「痩せたい」という勘違い。
私が高校生のときは、中学の時に誤って太ってしまって、さすがに気になり痩せるためにサラダランチとかやってました。
中学のとき1ヶ月で5㎏以上体重増加。洋服のサイズも7~9号だったのが、一気に13号という激太りでした。
高校の時に痩せたいと言っていた同級生は、ほとんどが同じレベルの太り方で、痩せないと危険レベルではなかったですね~
どちらかというとふっくらして可愛い感じ。
そんな女子のほとんどがファッション誌やティーン向けの雑誌モデルのが目標。
今とは違って、とっても不健康な痩せ方のモデルさんたちが目標だと、目標体重も厳しいし目標ウエストサイズも激細。
いや~ほんとにそんな時代だったんだよね~
回りにちゃんと教えてくれる大人もいなかったし、、、ちゃんとというのは、何故その食生活やダイエット目標が間違っているのかって教えてくれる大人。
実際あの頃は体脂肪率なんて話題にもなっていなかったし、激やせモデルさんがキレイの目標にでしたから仕方がない。大人だって同じことしてましたものね。
さすがに今は変わっていると思っていたのに、あまり変わっていなかったんです。
基準はいまだに体重
女子高生が痩せなきゃ、痩せたいと言っているんですね。でもってあと何キロ落とさなきゃって。
痩せなさいって言われた。
あーっ 痩せなさいってだけ言っちゃアカンやろ~です。
確かにふっくらしてきているけれど、タイプとしては霜降りタイプかな~
パーソナルセッションのクライアントだったら、有酸素運動で体脂肪率を低下させるもですが、筋肉の質を変えることを意識したものをやってもらいます。
もともとスポーツやっているので、有酸素能力は低いわけではないんですね。
もちろん選手としては、もっと有酸素能力も上げたいところですが、瞬発系が強い筋肉タイプだけど、筋肉の質があまり良くないんです。ずしっとしていて痩せにくいタイプなんですね。
で、体重ですね~
痩せるということを考えると、体重よりも体脂肪率がどのくらいで、目標体脂肪率を出して、そこを目標にします。
いまだに女子高生の痩せる=体重って、やっぱり問題じゃないかなぁ~と思うわけです。
もちろんこのことはちゃんと伝えてますが、なかなか納得させられない。
なぜ?と聞いてもなかなかちゃんと答えが出てこないんですけれど、高校女子同士の話を聞いていると、やっぱりタレントさんやモデルさんが目標みたい。変わらないわぁ~
モデルさんの世界では、極端に痩せているはNG。健康的なボディーに変わりましたよね。
それなのに今も昔も間違った「痩せる」という感覚が、スポーツ選手にも伝わっていないって問題だなぁ~と思います。
キレイでいたいという気持ちは女子としてあるあるだけど、痩せるっている基準とか、痩せる方とかって、ちゃんと伝えていかないといけないなぁって改めて思う今日この頃です。
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