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まさかの完敗で連覇ならず プレミア12決勝戦

同じチームと三回目の対戦で、しかも、前日と同じカード。が、ここ一番に全てを賭けてきた台湾と、前の試合と同じような形で臨んだ日本で明暗が分かれた試合でした。試合はリアルタイムではほとんど観なかったのですが、台湾で延々に放映されていたハイライトからみた台湾の熱量と選手たちの必死さというのが印象に残りました。

高いモチベーションで戦った台湾といつもの日本

前日は予告先発を替えて罰金を払って臨んだ台湾とそれまでと大きく変わらなかった日本。この大会を通じて負けがなくて打線が好調となれば打線はイジる必要もないというのはセオリー通りで、相手の気迫と博打が日本を勝ったということに尽きるのでしょう。SNSを眺めてみると、戸郷選手の交代が遅いとか辰己選手の円陣が相手に対して敬意を欠いているとか、色々と文句をいうことはできるのですが、ここ一番に賭けた台湾を褒めるべきです。

これを機にこの大会は変わるのか

この大会は主催が野球ソフトボールの競技連盟である都合上、MLBは協力せず、日本でも辞退者が割と出ていたという点でWBCと比べると少し優先順位が落ちているのが現状ですが、今回の優勝を機に台湾が真剣に取り組み、大会に対する各国の向き合い方が変わるといいのですが、時期を含めて難しいのも変わらないのが痛いところ。と言いつつ、台湾は雨が降らなければ野球観戦をするのにいい時期なので、もうすべてを台湾で試合してもいいのではないかという気もしてますね。

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