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そうか、BiSHも終わったのか

この記事を読んで、なるほど、というよりも思ったよりも活動長かったなというのが1つ、多分、BiSHとしては再活動はしないのだろうなというのがもう1つ。熱心にBiSHの音楽を聴いていたのは、最初の頃とアユニDが入ってから少し経ったことまでだからせいぜい3年間くらいしか追えていないけど、これほど渡辺淳の思う理想的な状態での解散はないのだから。BiS と比較してみてもそう思う。

BiSH誕生前夜

BiSHの前にはBrand New Idol Societyの頭文字をとって、BiSがいた。のちにWACCを創設する渡辺淳之介の発想力と松隈ケンタが作るやたらにエモい曲たちに魅了された研究員(ファンのことをこう言っていた)もいた。他方で、過激な活動も多く、今の時代にはそぐわないのも事実であった。例えば。まだZがつく前のももクロのライブ会場でゲリラライブをやったりはまだ問題ないかもしれないが、全裸PVとか胃カメラだか内臓の映像を流したりとか、メンバー同士の仲の悪さをそのまま研究員に見せたりとか、とにかく昭和サラリーマンもびっくりなことを色々とやっていた。
一期のBiSは2010年に活動を開始し、2014年に横浜アリーナでのライブで解散。本当は武道館でやりたかったらしいのだが、諸事情によりそれができず。日本のアイドル史的には2010年というのは一つの大きな時代の始まりでもあるが、これを置いておいても、一応は数えで5年ほどで解散。実はその後も再結成して解散してまた再結成というのをしているようだけど、同じ名前の違うグループとしか思えないので、ほとんど知らない。
そんなBiSの中では好きな曲といえば、やはりこれ。


BiSHの誕生

確かBiSでの経験を踏まえて、強くてニューゲーム状態で始まったのが、BiSH。活動は2015年から2023年までと約8年。BiSとメンバーを比較すると、よりみんなが思うアイドルグループのメンバーを集めたという感じでもあったものの、avexからのデビューも早かったし、早々にアイドルというカテゴリーを外れていった。ただ、当時と今を比較すると、BiSらしさがまだ若干残っており、「 BiSH -星が瞬く夜に-」のPVなんかは汚いし、ハグミーという熟女キャラもいた。その後、メンバーの追加をしたり、ハグミーが辞めたりとして今の6名になったのが、2016年。最後に入ったアユニDのなんとも言えない垢抜けなさが良くて、この頃はこの曲を本当によく聴いた。

もっとも、BiSHが本格的にメジャーになるのはだいぶ先だけど、この時点で完成したものを磨き上げていった結果が今のBiSHということなのだろう。結成初期の頃からのファンはほとんど残っていないような気もする。

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